無念!みなみ子宝温泉

shugoro2015-02-03

長良川鉄道の温泉駅で知られる
みなみ子宝温泉駅併設の日本まん真ん中温泉子宝の湯
これまで長良川鉄道利用者は入湯税50円だけで入浴できるのがウリでしたが、
4月1日より料金が改訂され、鉄道利用者は50円から200円になるそうです。
これに伴い各駅からの割引で利用できた「子宝の湯クーポン」も販売終了とか。
消費増税後も料金を据え置いて頑張ってきましたが、
やはり燃料費の高騰や電気料金の値上げなどで厳しくなってきたのでしょう。

みなみ子宝温泉は平成14年(2002)4月に開業。当初は鉄道利用者は無料で入浴できましたが、
平成18年(2006)4月より入湯税50円を徴収するようになりました。
残念ながら2002〜2006年の無料時代は行く機会に恵まれず一度も利用できませんでしたが、
降車証明書(写真中央)があれば入湯税50円だけで利用できる特権を活かし頻繁に利用しました。
フリーきっぷではこの温泉駅でひと風呂浴びてから風呂上りに酒をグビグビ飲みながら
最終の北濃行への往復を何度も楽しみました。
列車の到着を知らせる信号機(写真右)もあるので、
赤が点灯する5分前までは食堂や休憩室でくつろげるのです。
他の温泉駅では入浴は500〜600円が相場ですし、
もちろん鉄道利用者でなければ普通に500円かかります(4月1日以降は600円)
本当に長良川鉄道利用促進のための大盤振る舞いだったわけです。
もちろん温泉自体は長良川鉄道の直営ではありませんが、
あれだけの施設ですから入湯税50円だけではとても採算が取れません。
以前に社長(郡上市長)への取材で聞いたこともありましたが、
やはり入浴後の飲食のほうに金を落としてくれることに期待をかけていたそうで、
これも気兼ねなく飲酒できる鉄道利用者の特権だったのです。
しかし、まぁこうも安いとツアーに乱用されることもあったようで、
2年前には郡上八幡からみなみ子宝温泉まで長良川鉄道を利用し、
入湯税50円だけを払ってざぶんと入って、そのままバスで帰る団体ツアーに遭遇し、
このときばかりはあまりの混雑に辟易したものです。

食堂も本当によく利用しました。左から温泉玉子の入った子宝ラーメン、子宝カルビ丼、
梅ワイン、飛騨牛カレーなどどれも(゚Д゚)ウミャアアアアア〜
無念と書いたのはこの値上げで利用客減を危惧しているのですが、
それでも200円で入浴できるのは、まだまだ破格といえましょう。
むしろよくここまで50円で楽しませてくれてありがとうと感謝すべきところで、
3月30日までは50円で利用できるから、まだ2〜3回は楽しめそうです。
あともうひとつここでお勧めしたいのが売店
結構品揃えがよいですし、あの明宝ハムとんこが市内の肉屋では216円のところ
6円も安い210円で購入できるのです。大和スーパーにはかないませんが
それでもとんこや明宝トマトケチャップが安く買えるのです。
あとは10月以降にフリーきっぷが復活してくれればよいのですが。


本日の木之前葵ちゃん
1Rセイブルーム5着(3番人気)


一鞍入魂でしたが、馬券に絡むことはできませんでした。
明日は2鞍騎乗。笠松開催でも勝ち星を増やして欲しいものです。


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