中京競馬場・木之前葵祭(6月30日)

shugoro2013-07-02

ようやく取材2日目までの写真整理500枚が終わり、
やっと半分といったところですが、
すいません、しばらく日付がずれたまま更新します。


本題は毎年5月15日に行われる京都三大祭葵祭でなく、
人気女性騎手の木之前葵ちゃん中京競馬場に来場し、
冒頭写真のようにCBC賞誘導馬に騎乗し、
さらに握手会、トークショーのイベントと葵ちゃん一色に染まった木之前葵である。
夜行の高速バス(名鉄)で久々の名鉄バスセンター到着は6時40分。
この日は取材2日目になるのだが、もちろんメインは葵ちゃん
JRAが人気女性騎手と謳う木之前葵ちゃんの人気が
どこまで浸透しているのか、この目でたしかめねばならないからだ。
しかし、中京競馬場へ訪れるために名鉄の取材も入れていたので、
名鉄電車全線2DAYフリーきっぷ3800円を購入し、
開門前に少しでも撮影しておこうと知立へ移動し、名鉄三河線の猿投方面へ。
だが、これが失敗。名鉄三河線は単線で終着の猿投まで30分以上かかるうえに
撮影のためすぐに折り返すわけにもいかず
列車を1本落として戻ったので、中京競馬場前到着は9時過ぎになる。
あの坂路のフローラルウォーク(通称:オケラ街道)をとにかく走った。
競馬場到着後、まずは総合案内所へ行き、
木之前葵ちゃんの握手会の整理券のことを聞いたら、「その必要はない」とのこと。
ぬぁ〜に、人気女性騎手なのにそんなんでいいのか?

とにかく握手会会場となる東入場門付近特設ブースへと急いだ。
現地で明るくはきはきと関係者と話す可愛らしい女の子がいて、
あれっ、ゲストのタレントでも呼んだのかなと思ったら、
それが私服姿の葵ちゃん(写真左)だった。
そのときの第一印象、写真よりずっと可愛い!
一応、競馬だけでなく芸能関係の雑誌制作に携わったことのあるshugoroとしては、
グラビアに登場するアイドルは、もちろんカメラマンの腕もよいのだが、
さらにメイクやスタイリストがつくばかりか、掲載する際には事務所からチェックが入り、
これは使ってダメとか、写真へのレスポンスの注文がつくことが多い。
なのでAKB48やSKE48の方を観ても皆同じような顔に見えてしまうのだ。
仕事柄、アイドルと呼ばれる方に何度か直に逢ったことはあるが、
写真とは全然違って幻滅させられることが多かった。
しかし、葵ちゃんに至ってはまったくの逆。実物はもっとぷりち〜
競馬関係に携わっている女性はそれなりに魅力的で
普通の女性より3割増で魅了されるものだが、
みのり姫こと笹木美典元騎手木之前葵ちゃんは歴代の女性騎手のなかでも別格。
アイドルとしても十分通用するだけのビジュアルがある。
みのり姫は騎乗機会も少なく、追っかけするようなことはなかったが、
木之前葵ちゃんに至ってはデビュー前に名古屋競馬関係者のブログを見て、
SKE48にいても遜色ないほど超ぷりち〜で、
あのハート散らしの勝負服もあって虜になってしまったことは云うまでもない。
すでに追っかけが数名いてサインを求めていたが、葵ちゃんは快くそれに応えていた。
だが10時からの握手会で、あの勝負服に着替えるため早々と退散。
うーん、私服の葵ちゃんがパパラッチできなかったよ〜。
このあと笠松でお会いしたわっさん
九州からはるばる参戦のDRAGONさんと合流。
カメラマンのわっさんが木之前葵騎手初勝利の写真をくれて卒倒!
さらに握手会ではその写真に白マーカーでサインを入れてもらい(写真中央)
葵ちゃんをパチリ(写真右)。写真を立てられてなかったのは、
マーカーのインクが出過ぎてしまったから。葵ちゃん、そんなとこまで気遣いしてくれ
さらに片手でなく両手で握手。パパラッチ変態おやじメロメロ失神寸前!
会話は「名古屋の濃い味付けには慣れましたか?」というアホな質問。
宮崎出身の葵ちゃんは「う〜ん、まだ」と慣れていないようでした。

このあともひたすら明るく笑顔でファンに応え、
写真も携帯もOKで、ツーショット、サインもOKという大サービス。
もうひたすら『ちびまるこ』に出てくるたまちゃんのお父さんの如く、
葵ちゃんの表情をパパラッチしまくり。
しかし、握手会の列は整理券が必要とするまでもないほどで、
全体の入場者からすればあまりにも寂しい。
そういえば競馬場入場後にティシュや無料入場券を配っている職員がいたが、
騎手は勝負服だけで判別できなかった1名がいただけ。
てっきり葵ちゃんのDVDやフィギュア、勝負服などを商品化して売っていると思ったが、
名古屋競馬の商品は何も販売していなかった。
葵グッズを買い漁って皆へのお土産にしようと思っていただけに残念でならない。
このあと11時40分よりメディアホールで北野誠競馬ゼミナールにゲスト出演とのことで、
最前列を確保してかぶりつきであったが、なんと始まる前に撮影禁止とのアナウンスが。
ブログ上にはUPできないもののの、あとで後ろで撮っていたファンもいたかと思えば悔やまれる。
さて、肝心のトークショーだが、後ろは立ち席が出るほど満員御礼のなか、
葵ちゃんはまったく緊張した面持ちがなく、屈託なくはきはきと語り、笑顔を絶やさない。
下手なタレントよりずっとトークがうまい! 騎手というのは馬に乗るのが仕事なので、
トークが苦手な人もいるが、葵ちゃんは本当に騎手なのと思うぐらい
愛嬌もあってタレントとしての素質を兼ね備えている。
トーク終了後、この日のために代休をとったカスPさんと合流。

もうお昼時なのでさっそく競馬場グルメを開拓。
ただし、14時からの握手会にも参加するので、あまり時間はとれないため、
いわゆる立ち食いスタンドの2級グルメ
僕の食したのは、創業明治43年の看板を掲げる
『麺処一八』のきしめん350円(写真左)と串カツ2本150円(写真中央)
老舗をうたう割にはきしめんは味付けが辛いだけで大して美味くなく、
これなら名古屋駅ホームや熱田神宮の宮きしめんのほうがずっと(゚Д゚)ウマーである。
串カツも2本150円、3本200円と名古屋競馬場の1本100円に比して割安だが、
カツは古くなったものを二度揚げしたのではと思うほど固くて(+д+)マズー
カスPさんが食したのは『らーめん辰巳屋』の冷麺500円(写真右)
これも一口味見させてもらったが、大して美味くない
だだいずれも許容範囲だったのは値段が安かったこと
これで値段がもう200円高かったらそりゃ怒るわな。

さて、先ほどのトークの効果を期待して14時からの握手会に再度並び、
再び木之前葵ちゃんがスタッフの服を着て登場(写真左)
今回は初めて先着50名という人数制限がしかれた。
僕はJRAの売店で色紙を購入し図々しく再度サインをおねだり(写真中央)
そして葵ちゃんのスマイル(写真右)をパチリ。
二度目の会話は「怪我には気をつけてこれからもがんばってください」
口説き文句としてはイマイチだったな。あとにカスPさんも続いた。
先着50名は終わったが、名古屋競馬でも進行役をつとめるアナウンサーは
14時30分までと時間制限をもうけて、葵ちゃんの握手会を続行する。
ひと通りパパラッチしたあと、今度は地下馬道に近いウイナーズサークルへ移動。
BETTYさん佐藤友則騎乗ゴールドブラザーの応援を頼まれていたが、
さすがに葵ちゃん撮影のために移動できず、応援のほうは断念。

そして燕尾服に身を包んだ誘導馬騎乗の葵ちゃん登場
ちなみに誘導馬フミノストームでなく、ツルマルケンであった。
しかし、逆光のため表情がうまく撮れず、かなり増感しての撮影となった。
葵ちゃんの撮影が終わればもうCBC賞などどうでもよく、
早々とウイナーズサークル前を退散。
馬券のほうはトークで葵ちゃんが推したサドンストームが3着に入り、
予想にのって複勝170円をGETしたものの、単複同額で購入したのでトリガミ
ラジオNIKKEI賞もはずれたが、7Rでは岡部誠騎乗の8番人気アスターフレンチが勝ち、
単勝3490円、複勝670円をGETし、さらに最終レースでも
岡部誠騎乗7番人気エクスパーシヴが2着に入り、
複勝420円をGET。マイナスではあるものの、少なからず収支での救いとなった。
16時30分からのトークショーはちょっとした事情があって一部しか聞けなかったものの、
北野誠の予想がハズレて、葵ちゃんの推奨馬が3着に来て盛り上がっていたようだ。
今回の木之前葵はPR不足とはいえ、一定の効果は得られたのではなかろうか。
そして僕も間近で葵ちゃんに接し(そのため飲酒を我慢した)
ますます虜になったのは云うまでもないが、
カスPさんによれば握手会のとき、芸プロらしき人がスカウトをほのめかしていたという。
なお、木之前葵祭の様子は僕以上に細かく観察しているカスPさんのブログを推奨する。
そして「はてなダイアリー」では写真の容量に制限があるため、
こちらもカスPさんのギャラリーのほうで楽しんでいただきたい。


しかし、ウチで録画しておいた競馬中継には葵ちゃんの姿はまったく映らず、
翌日の中日新聞の記事にも取り上げられず、地元の視線は冷ややかなもの。
だが、もし葵ちゃん名古屋競馬でデビューしなければ
名古屋競馬廃止への動きがもっと加速していたことは云うまでもないだろう。
葵ちゃんがいま名古屋競馬存続への防波堤となって孤軍奮闘しているのだ。
僕も葵ちゃんの存在がなければ、名古屋競馬の馬券など
交流重賞しか買わなかったのは云うまでもない。
そして天使のスマイルというべき葵ちゃんに涙は似合わない
そのために我々葵ファンが馬券を買って、
葵ちゃんの涙への防波堤にならなくてはいけないのだ。
だから帰省したときに実家にあった缶詰や東京では買えない金ちゃんヌードルを強奪し、
食費を削ってでも葵ちゃんの馬券をPATから買い続けている。

にしても葵ちゃん、本当にぷりち〜で絵になりますわな。
パーマン』に出てきた星野スミレではありませんが、
天使のスマイル LOVELY A・O・I
馬友たちとこの応援をパドックでできるのはいつのことになるのか(つづく)


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