『江』第23回「人質秀忠」

校了作業のため、録画しておきましたが、その日中に観ることができず、
睡眠2時間で回復しては仕事するという無茶苦茶なローテーが続き更新遅れました。
もう今回の視聴率も発表された後ですが、校了は21日夕方に終わり、
ようやく更新することができます。まずは先週のおさらいから。
先週もタイムリーに観ていませんでしたが、視聴率は『江』18.3%、
『JIN』19.2%、『マルモ』16.8%でした。
『JIN』の20%超は『マルモ』躍進に阻止されていますね。


さて、今回は天正18年(1590)、ついに小田原征伐が始まったところで、
秀吉の妹・旭死去。そして大政所の奈良岡さんのすばらしい名演技。
名古屋人でないのに名古屋弁を完璧にマスターしている。
そして旭の臨終に人質として送られてきた竹千代登場。
翌日には大政所によって髪を整え、月代を剃って元服。秀忠となります。
向井秀忠のキャラいまのところは楽しいですね。
あのクールで嫌味な性格はなんかホリエモンを彷彿とさせますね。
これまでの尻にひかれる秀忠と違う人物像が期待できそうです。
で、父の家康にも反発している様子です。
小田原征伐では味のある黒田官兵衛が一夜城の計略で石垣山に築城すると、
淀は小田原まで来て、なぜかここに江までやってくる。
で、茶の席で秀勝と会いますが、ここで「龍子の部屋」で紹介された
秀忠とも鉢合わせになるシーンが。
「どこにでも顔出す」という台詞が的を得ています。
そして江と秀勝の仲をよみ、ほくそ笑む秀忠の表情がいいです。
小田原開城での宴会に酔いしれる際に利休の茶を飲みに行くと、
家康が茶席にいる。利休は「茶道をやめたい」と言い出します。
今回は江と秀忠の漫才コンビには笑えましたが、
次回への伏線か、急に利休と三成の対立が浮き彫りなり、
ヘタレな三成が急に利休を疑心の目でみる性格に変わり、
利休もまた急に意固地になるなど、不自然さがぬぐえません。
その一方で利休をめぐって秀次と三成の対立も。
秀次の「忠義も度を過ぎるとほころびを生む」というのは、
のちの関ヶ原を暗示させるものですが、
まさか江と対立してヘタレな秀次がこの台詞を吐くとは意外でした。


史跡紀行では北条氏ゆかりの神奈川県小田原市小田原城
箱根町の早雲寺が紹介されました。いずれも訪問済みです。
小田原城にはシンボルとなるゾウのウメ子さんが有名でしたが、
2009年9月17日に推定62歳で亡くなりました。
ゾウのいない小田原城はなんか虚無感が漂いますね。
今回は小田原城とスタンプ、早雲寺をUPします。

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