『江』第26回「母になる時」

書泉グランデのイベントにスーツ姿(大汗)で立ち会っていたので、
イムリーに観ることができませんでした。
おかげさまで『乗って残したい…赤字ローカル線は今?II』発売記念の
鉄道アイドル・伊藤桃&中嶋春香さん握手会は50名を超える大盛況でした。
開催時間が近づくにつれ、予約が殺到したそうで、
もしかしたらこのブログの影響もあったかもしれません(ないない)
閉店時間の19時まで目一杯、伊藤桃&中嶋春香さんと読者の方が親睦を深めました。
ただ、久々の革靴でずっと立っているのは辛かったです。


さて、帰宅して録画を観ましたが、そのままダウンしてしまったので、
当日の更新はできませんでしたが、まずは先週の視聴率のおさらいを。
『江』16.3%、『マルモ』最終回は23.9%。
やはり同じ時間帯にぶつけられた『江』は『マルモ』に喰われる結果でしたが、
『江』も思ったほどに喰われなかった印象です。
『JIN』『マルモ』と終わって『江』は今後安泰なのでしょうか? 
アナログ放送終了後も気がかりではありますが。


本題です。朝鮮出兵江戸城の留守を預かる秀忠登場。
これは後の伏線で、この時点では秀忠の江に対する好意はなく、
むしろ夫の秀勝が前夫の佐治一成に焼くシーンも。
今回は秀勝が兄の秀次に会いに行き、秀次の弟思いなど意外な一面が紹介。
これは「三成=悪」ととらえるうえで、対照的に秀次を「良い人」とするのでしょう。
といっているうちに、秀勝の朝鮮出兵への出陣が決まり、
「妻にしてよかった」とすでに帰って来なくなるような口ぶり。
本当に短い新婚生活でしたが、江は秀勝の子を身籠ります。
それにしても朝鮮出兵の描写はひどかったです。
奈良岡大政所の臨終シーンはすばらしかったのに、
これに対する秀吉のアクションが……。母思いの秀吉だったからこそ、
肥前名護屋でこの報を聞き、急行するシーンはほしかったです。
大政所が亡くなってから、いつの間にか霊前にいるのではちょっと……。
もうひとつひどかったのは、秀勝が朝鮮の陣中で、
収奪した食糧の返還を求めた民衆が部下に斬られそうになり、
それを庇って負傷し、その傷がもとで亡くなってしまうという無茶苦茶さ。
秀勝の死因は史料にはないのですが、
といっても収奪された食糧の返還を求めて陣中に来る民衆も変だし、
大将を負傷させた部下が処分されないのも変。
それならまだ一揆などで暗殺されたほうがよかったでしょう。
なんかこのあたりは韓国の対日感情を考慮するあまり、
NHKが作為的にやらせたとしか思えませんね。
江の夫・秀勝は朝鮮の民衆思いの名君だったと云いたいがために。
そして秀勝の死を秀次から知らされる江。
産みの苦しみもなくあっという間に完子を産んでしまった江。
これは子を産んだことのないじゅりっぺに演技ができないから割愛したのでしょうか。
あるいは子だくさんの江を暗示してのものだったのでしょうか?


史跡紀行は秀勝ゆかりの地として岐阜市岐阜城
信長居館跡、菅生八幡神社などが紹介されました。
しかし、秀勝ゆかりといっても、一時的に城主になっただけで、
岐阜城といえば、やはり信長のイメージのほうが強いです。
本来ならこの時点のドラマでは肥前名護屋城跡を紹介すべきだったのですが、

肥前名護屋城跡のほうは未訪で、岐阜城のほうは数回訪れていますので、
今回は岐阜城とスタンプ、金華山ロープウェーをUPします。


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