『江』第36回「男の覚悟」

競馬が変則開催のため、2日進みますが先行して20日の項にUPします。
まずは先週のおさらいですが、視聴率は15.4%と前回に比して2.4%減。
今週も三連休ですし、さらなる苦戦が予測されます。


オープニングでは関ヶ原の戦いに遅参したのは、真田幸村の抵抗となっていますが、
どうしても幸村人気にあやかりたいのでしょうね。
上田城の戦いは幸村より昌幸の活躍でしょうが。
で、関ヶ原に遅参して多数の戦死者まで出しているのに、
「あの方らしい」と笑う不謹慎な江。これ視聴者からクレーム来ませんか?
で、大津城に入った家康が初と龍子に対面。
高野山から戻らない高次に対し、家康は若狭一国を恩賞に与えます。
で、秀忠が大津城に到着しても会おうとしない家康。
3日後に対面しますが、お咎めなしで秀忠が「戦はごめん」と怒ります。
そこに捕えられた三成登場。秀忠は三成に同情的で、
三成も「あるお方のために」と淀殿への恋心を抱いて、
豊臣家の存続を懇願してあっさり刑場の露と消えます。
一方、江戸城では江のつわりと同時に侍女のなつ(朝倉あき)も懐妊。
江に先立って男子を産みます。これがほとんど歴史に出てこない、
長男にあたる長丸なんですが、江はその話を聞くと、泣いて寝込んでしまいます。
あの気性の激しい江からは想像ができないほどの可愛さですね。
で、秀忠は江と心を通わせる前に関係をもってしまったことをあっさり認め、
江のほうは「男子を産まなければ離縁してくれ」といいます。
しかし、秀忠のほうはなつを江戸城から出してしまい、
江の産んだ子はまたも女子でしたが、「竹千代は江の産んだ子からしかつけぬ」と云い、
離縁を踏みとどまらせます。ドラマ的には脚本家の恋愛至上主義が今後も中心となるのでしょう。
秀忠は「側室をもたぬ」と言い切りますが、このあとで秀忠の子(保科正之)を産む静の存在は、
どのような展開で登場させるのでしょうか。
登場といえばやっと大野治長武田真治)が出てきましたね。
三成とキャラがかぶるので敢えて出番を遅らせたのでしょうか。
もっとも大野治長自体は関ヶ原の戦いでは家康に属していましたけどね。
その治長が家康の野心を淀殿に忠告。これも片桐且元が登場しないとバランスとれないですが……。
そういえば次回は千姫役で芦田愛菜ちゃんが再登場しますね。
予告編みた限りでも、天才ぶりがうかがえ、今から楽しみです。
江の子役時代を彼女が演じていれば……と今さら遅いのですが、
これが視聴率回復の切り札となってくれればと思います。


史跡紀行では岐阜県関ヶ原町の関ヶ原古戦場が紹介され、
決戦地や家康本陣の桃配山、三成本陣の笹尾山、東首塚、西首塚などが登場しました。
関ヶ原古戦場はこれまでに数度行っていますが、
参戦武将の各陣地は回り切れていません。
最寄はJR関ヶ原駅ですが、残念なことに現在はスタンプがないので、
今回は関ヶ原古戦場決戦地、関ヶ原歴史民俗資料館とスタンプをUPします。

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