『江』第25回「愛の嵐」

先週の視聴率から入りましょう。『江』18.1%、『JIN』26.1%、
『マルモ』15.6%でした。さすがのマルモも『JIN』最終回には
視聴率躍進に足止め喰らった格好です。
で、今週がその『マルモ』の最終回。スペシャル番組として、
『江』の時間帯までぶつけてきたので、今回の『江』視聴率気になります。
それにしてもアナログ放送終了の字幕うざすぎ。
こちらも移転先でしか地デジ対応の工事ができないわけでして……。


今回もまた題名からいって、脚本家の趣味みたいで変なのですが、
またもでしゃばり江がやってくれました。
秀吉が利休に切腹を申し付けると、怒った江がかけつけ、
ヘタレ三成を叱り飛ばす。その一方で秀次に、
「何でも思い通りになると思うのか、傲慢な女子じゃ」
と云われ、これは雑記帳さんのブログにも書かれていますが、笑いました。
で、秀次の弟・秀勝と炭屋に扮して、警備厳重な利休の屋敷に入ります。
あっ、愛の兜の直江兼続が一瞬だけ登場。
2009年大河ドラマ天地人』で制作した愛の兜を流用したのでしょうか?
役者非公開って兜しかみえなかったし、なんで妻夫木聡が友情出演してくれないかな?
そういえば『利家とまつ』の前田利家役・唐沢寿明
功名が辻』で友情出演した時も台詞すらなかったし……。
NHKというのは本当に演出が下手ですね。
で、利休を説得できない江。あんたは茶が飲みたかっただけじゃないの?
「笑って暮らせる世の中」と利休が江に託すなど無茶苦茶
で、炭屋を黙認した兼続が三成に報告した設定なのでしょうか?
利休切腹後に秀吉が江に「なぜ止めんかったのじゃ」と泣きじゃくる。
さらに8月には鶴松が死去し、秀吉も淀も落胆。
そこにヘタレ三成が朝鮮出兵をうながしている。
これに対してまたまた江がしゃしゃり出て、
「関白でしょう」と云うと、関白職を秀次に譲ってしまう。
なのに江は「秀勝様のほうが関白にふさわしい」と言い出す。
で、このような矛盾だらけのドラマの終盤で、
ようやく江と秀勝が結婚。なんかここまで来るのが長かった気がしますが、
次回で秀勝はあっさり病死してしまうんですね。
一方の秀忠も江戸城で、朝鮮出兵の話を聞くと、
「子を失くすのはそんなに辛いのか」と家康に突っかかり、
「愚かな戦ならかかわらないほうがいい」と云って家康に反発。
このことは関ヶ原合戦の遅参につながってくるのでしょうか?
あるいは反抗期の秀忠に江が嫁ぐことで、秀忠が成長していくんでしょうか?


史跡紀行では千利休ゆかりの京都市北区大徳寺や聚光院、
上京区にある千利休居士聚楽第屋敷跡などが紹介されました。
大徳寺は未訪ですが、聚楽第跡の石碑群は昨年9月に炎天下の中を歩き回りました。
今回は千利休居士聚楽第屋敷跡の石碑と、その石碑近くにある清明神社をUPします。
写真のように利休屋敷跡は清明神社の前に立っています。
清明神社のほうは『陰陽師』やパワースポットブームで、夕方でも参拝客が結構いましたね。


『江〜三代将軍家光の母・崇源院』(メディアボーイをまだ購入していない方は、
ぜひこちらからご覧になって購入してくださいまし。


【人気blogランキングへ】