競馬開催が３日あったので本日火曜の更新になります。
当日は神宮球場でヤクルトVS中日を観戦（詳細は明日）したので録画となり、
仕事のドタバタもあって本日午前さまでようやく観れました。
今回は当社制作の『坂本龍馬創世伝』（メディアボーイ）でも、
特集した龍馬の新婚旅行でしたが、
池内蔵太のお元へのプロポーズなど余計なシーンが多く、
肝心の龍馬の新婚旅行のほうは塩浸温泉と霧島登山だけで終わってしまいました。
しかも、すでに幕府と長州の戦争が始まったかと思えば、
ワイルウェフ号が遭難して内蔵太が亡くなるなど時系列が逆の展開です。
今回の霧島療養の件は桐野先生の『膏肓記』にも書かれていますが、
吉井幸輔の長男幸蔵が道案内に登場しました。
この龍馬の「霧島での療養生活」は先に紹介した本で、
先生がこの特集記事を書いています。やはりこちらのほうがおもしろく、
龍馬がピストルで鳥を撃つ話やおりょうとの痴話喧嘩、
小松帯刀との交流やカステラを弁当にした話などが載っています。
なんかくだらない創作で話をダラダラ延ばすくせに、
こういうおもしろいシーンはスルーしてしまうんですね。
その結末が第三部の最後なのに視聴率15.8％という数字に表れているような気がします。
あと、弥太郎がついに抜擢され、長崎へ向かいましたね。
おっ、久々にジョン万次郎が登場しました。
まだこっちの交流を描いてくれたほうがドラマ的にはよかったと思いますが。
史跡紀行では鹿児島市の仙巌園、尚古集成館、霧島市の塩浸温泉、犬飼の滝、
宮崎県高原町の天の逆鉾などが紹介されました。
天の逆鉾の紹介場面では下に「触れることはできません」と書かれてありましたが、
あのドラマ観て龍馬のように引き抜こうとする人が出てきそうで怖いですね。
もっとも現在の逆鉾は当時のものでなく、レプリカなんですが。
鹿児島市のほうは2007年10月に『篤姫』の取材で訪れていますが、
さすがに霧島のほうには足を延ばすことができませんでした。
今回は尚古集成館のスタンプと宮崎県高原町提供の天の逆鉾の写真をＵＰします。
『坂本龍馬創世伝』（メディアボーイ）をまだ購入していない方は、
ぜひこちらからご覧になって購入してくださいまし。
