またもや

shugoro2010-02-25

編集と執筆という二刀流は作業効率を低下させるばかりか、
裁量権もなくデザイナーまで指定されては、かえって入稿を遅らせます。
嗚呼、早く裁量権のある雑誌の仕事を受けてこないと先が思いやられるよ〜。
ところが本日は振込日で銀行に行き、また時間を取られてしまう。
そんな銀行へ行く途中の書店で目にとまったのが、
23日発売という小学館ウィーリーの『真説歴史の道』(冒頭写真)
1号は織田信長、2号は坂本龍馬と同時発売で特価で250円。
創刊号コレクターの僕はまたもやと思いつつも安いので2冊とも購入。
そのため『盛興園』ランチ700円を諦めた次第です。
本のほうも見つけた書店でなく、ポイントのつく『ライフ』で買うというセコさ。
まぁ、信長と龍馬ですからね。しかも店頭で特価と書いてあれば、
僕のようなあほうが飛びつくでしょう。肝心の中身のほうは真新しいものもない。
これって僕が昔企画出した『週刊歴史人物紀行』のパクリかと思いましたが、
信長と龍馬なんて誰でも考え付くネタですね。
しかし、「歴史への道」とうたいながら、結局はビジュアルで見せるだけで、
実際に実用性のある散策地図はついていない。歩けない。どうも予算のかけ方がおかしい。
写真とかはJTBフォトとかで借りているものもあるのだが、
歴史写真ならブルボンフォトカントリーを頼ればいいのに。
ただ、信長のほうで嬉しかったのは地元の小牧山城に誌面を多く割いていたこと。
まさか秋葉祭なんてマイナーな祭りまで載っているとは。
写真提供先は小牧市教育委員会。そうすれば無料の献本だけですむか。
しかし、結局、どの新刊といえども真新しいものはなく、
新刊というところで店頭に並ぶ出たとこ勝負なんですよね。商法としては正しい。
あとは写真や取材にいかにお金がかけられるか。
でも、この仕事は週刊なので資本回転の意味では効率がよい。
あとは下請け(奴隷)になることなく、えばって指令出す身分になれればの話ですが。
理解のない版元や編プロだと本当にたまらん。下っ端はどの業界も悲惨極まりない。


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