本年度は丸一冊制作に携わった本がこれまでなく、
WEBの更新も停滞気味でしたが、
本日、ようやく冒頭写真の成果物が手元に届きました。
『島津一族』(川口素生著/新紀元社)
1995円 A5判 購入はコチラ。
鎌倉時代から現代に続く南九州の名族・島津家。
戦国時代には島津義久・義弘兄弟がその戦闘力で名を馳せ、
幕末には斉彬・久光などが維新の原動力となり、
13代将軍家定に嫁いだ天璋院篤姫もいました。
内容はざっとこんな感じです。
第一部 島津家嫡流の歴史と人物
1鎌倉時代の島津家、2南北朝・室町時代の島津家、3戦国・織豊時代の島津家、
4戦国・織豊時代の重要場面、5江戸時代の島津家、6江戸時代の重要場面、
7幕末維新期の島津家、8幕末維新期の重要場面
第二部 島津家の分家と支族
1中世の島津家の分家、2支藩・佐土原家とその分家、
3江戸時代の島津家の分家、4島津家の支族と全国の分家
資料編
島津家関連略年表、島津関係一覧表
鹿児島に取材に行きたかったのですが、さすがに遠すぎて行けず、
現在は関西在住の川口先生が現地取材をし、
貴重な島津義弘や天璋院篤姫の銅像などを撮影してきました。
さらに当社ブルボンフォトカントリー撮影の写真も満載です。
これ一冊で島津家のすべてがわかります。
なんだかんだいっても本書が震災前に校了したからよいものの、
それでも震災の影響で搬入・配本などが数日遅れてしまったようです。
実際に紙不足も深刻になってきてるので、
今後の刊行物の先行きも不安ではありますが、
当社が1冊丸ごと編集制作に携わった総289ページにおよぶ大作です。
九州新幹線も全通したので、本当ぜひ行きたい場所ですね。