『島津一族』

shugoro2011-03-24

本年度は丸一冊制作に携わった本がこれまでなく、
WEBの更新も停滞気味でしたが、
本日、ようやく冒頭写真の成果物が手元に届きました。


『島津一族』(川口素生著/新紀元社
1995円 A5判 購入はコチラ


鎌倉時代から現代に続く南九州の名族・島津家。
戦国時代には島津義久・義弘兄弟がその戦闘力で名を馳せ、
幕末には斉彬・久光などが維新の原動力となり、
13代将軍家定に嫁いだ天璋院篤姫もいました。
内容はざっとこんな感じです。


第一部 島津家嫡流の歴史と人物
鎌倉時代の島津家、2南北朝室町時代の島津家、3戦国・織豊時代の島津家、
4戦国・織豊時代の重要場面、5江戸時代の島津家、6江戸時代の重要場面、
7幕末維新期の島津家、8幕末維新期の重要場面


第二部 島津家の分家と支族
1中世の島津家の分家、2支藩・佐土原家とその分家、
3江戸時代の島津家の分家、4島津家の支族と全国の分家


資料編
島津家関連略年表、島津関係一覧表


鹿児島に取材に行きたかったのですが、さすがに遠すぎて行けず、
現在は関西在住の川口先生が現地取材をし、
貴重な島津義弘天璋院篤姫銅像などを撮影してきました。
さらに当社ブルボンフォトカントリー撮影の写真も満載です。
これ一冊で島津家のすべてがわかります。


なんだかんだいっても本書が震災前に校了したからよいものの、
それでも震災の影響で搬入・配本などが数日遅れてしまったようです。
実際に紙不足も深刻になってきてるので、
今後の刊行物の先行きも不安ではありますが、
当社が1冊丸ごと編集制作に携わった総289ページにおよぶ大作です。
九州新幹線も全通したので、本当ぜひ行きたい場所ですね。


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