K地氏がブログ復帰!

会員にもほとんど関心がなく、存在意義が問われている旅じゃBLOGですが、
今回、K地氏が昨年4月25日以来、約8カ月ぶりに寄稿してくれました。
ここではあえて名前をぼかしていますが、誰か知りたい方は本編のブログを見てね!
2007年元旦から始まった旅じゃBLOGも毎日更新を目標に頑張っていましたが、
あまりにも関心がなく投稿が少ないため、半年で挫折。
その後は大河ドラマ批評で最低週1の更新を続けながら細々続けていましたが、
昨年は2月9日から6月15日まで4カ月も毎日更新が復活しました。
この毎日更新に多大な貢献をしたのが、フィールドワークをモットーとするK地氏です。
K地氏は現地での長編ルポを毎週のように書いてくれましたが、
実はこれ、原稿と写真整理が大変。あまりにも原稿が長いため、
画面の表示できる分量に分割(大体6分割)し、送られた多数の写真も整理してUPしてゆくわけです。
しかし、こちらのはてなダイアリーと違って、モバイルタイプの編集は、
H津氏ならともかく、機会音痴の僕にとっては不慣れな作業でして……。
まぁ、それでも頑張ってUPしてしまえば1週間分のストックができるわけでして、
そういう意味ではありがたく、あとは他の人のブログ転用などで延命がはかれたわけです。
しかし! 連載で1週間更新しても、関心のなさはアクセスに表示されるわけでして、
ひどいときは1ケタ。しかも僕の周りの人のカウントをすると、
30人以上いる会員のごくごく一部しか見ていないわけで、
これではK地氏のモチベーションがあがるわけもありません。
一生懸命、不慣れなPCを編集している僕にとってもモチベーションが下がる一方で、
合理的に考えれば無駄な労力を費やすより廃止したほうがマシとなります。
これは代表のカリスマ編集者森田芳夫氏への脅し文句によく使われるのですが……。
ただ、森田氏はやはり行動力があり、リーダーシップをとれる方で、
若手が投稿した際にモチベを下げないようにコメントをお願いすると、
やる気にさせる感想を書いてくれます。
ただ、残念なことに、これが若い人へのモチベーションの維持につながっていないのですが。結果として。


さて、今回はK地氏の紹介をします。K地氏は出版とは全然関係のない業界で大成した人で、
現在はその財を元手に、いろいろな現地へ出掛けてはルポを発表しています。
これを木村和久氏の『平成ノ歩キ方』(小学館で出てくる言葉を借りるなら、
まさにシュリーマン処世術を地でゆく人と申しましょうか。
シュリーマンはご存知、トロイヤの遺跡を発掘した人で、
いきなり、スコップとツルハシで遺跡探しの旅に出ず、
大商人で大成後に人を使って遺跡を掘り当てました。
50歳過ぎてトラバーし、伊能図という精密な地図を作成した伊能忠敬だってそう。
よく転職の成功者として紹介されますが、肝心なことを教えていません。
伊能忠敬がいくらモチベーションがあっても、研究に投資する財がなければ成功しなかったわけで、
そのあたりは地図研究の第一人者であるK地氏も熟知しておられます。
そういう意味でデフレで悲惨なことになっている出版業にかじりついたところで、
ウィキ写しで原稿を書いて日銭を稼ぎ、時間と歳をとるだけでロクなことはないのです。
もし自分の研究を大成させ、論文として世に残したいなら、
K地氏のように出版業界とは別の分野で大成し、
旅じゃに入ってカリスマ編集者に少しアドバイスを受ければ、あら不思議。
あっという間に研究者として知れ渡り、マスコミにも呼ばれるのです。
反面、ページ単価2000円で本をつくれという悲惨な出版業界、
あの黄金期を築いたカリスマ編集者が知ると、目を蔽いたくなるような現実なのです。


話がそれてしまいましたが、現状の旅じゃBLOGのほうは隔日更新が精一杯。
テレビが地デジに完全移行する頃には、旅じゃBLOGの管理人も変わっていることでしょう。
もちろん、そこまで続いていればの話ですが。
今回はアクセス数を増やすために各会員にDM作戦をとりました。
まずまずのアクセスに気をよくしたのか、続けてK地氏の寄稿がありました。
次の原稿UPは1月20日(火)頃の予定です。
毎日更新のためには月曜UPがベストなのですが、
日曜夜半に書く僕の大河ドラマ批評は、月曜の午前零時に更新してゆくと、
ほとんどトップ画面にはならないわけで……。
せっかく書いたのに……それはそれで辛い……どーでもいいことですが


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