まるまるちびまる子ちゃん

大好評だった『ちびまる子ちゃん』の実写版が、
テレビドラマ化されて19日からスタートしました。
すでにまる子は天才子役の森迫永依から伊藤綺夏にバトンタッチ。
さくら家の人々もおじいちゃんのモト冬樹は以外は、
お母さん(清水ミチコ酒井法子)、お父さん(高橋克実三村マサカズ)、
おばあちゃん(市毛良枝宮崎美子)、お姉ちゃん(福田麻由子村崎真彩
というメンバーチェンジです。しかし前作(とくにパート1)の完成度が
高すぎたために違和感がどうしてもぬぐえません。
でも、天才・森迫永依もパート1とパート2の間にかなり成長してしまい、
やはり「ちびまる子」のイメージから離れていってしまうので、
時代の流れと思うしかないでしょう。しかし、のりピーがお母さん役で、
「今の君はピカピカに光った」宮崎美子がおばあちゃん役とは……。
伊藤綺夏もそれなりにいい味出していますが、
初代のプレッシャーに押しつぶされることなく磨きをかけてほしいものです。
まあ、前回のまる子は可愛すぎたので、今回のほうが実像に近いのかも。
特別番組で視聴率を集めた「ちびまる子ちゃん」の実写ですが、
毎週のドラマ制作で内容が陳腐にならないことを祈るのみです。
子役を売り出す意味ではいい番組となるでしょう。
あばれはっちゃく」や「ケンちゃんシリーズ」のように続いていって
くれればと。くれぐれも子役を使い捨てしないことも願いつつ……。
僕だったら楳図かずおの『まことちゃん』の実写版を希望しますが。


【人気blogランキングへ】