2007年度調教師・騎手免許試験合格者

JRAで毎年気になっているのが、上記タイトルにある発表です。
以前は一次免許試験合格者の名前も発表されていましたが、
現在は受験番号しか発表されず、競馬サークルから縁遠いshugoroさんでは、
誰なのかわからないからです。本年度も僕が厩舎開業を期待している、
あの方の名前がありませんでした。まあ、本業の調教助手の仕事も大変ですし、
なかなか仕事と試験の両立は難しいですから。でも、ずっと待っています。
調教師試験合格者にはカワカミプリンセスで知られた本田騎手の名がありました。
しかし、エリザベス女王杯後、引退を表明してからこの変わり身の早さ。
どうも現役騎手のほうが、調教師試験に有利な感は否めません。
騎手ではアンカツのお兄さん「アンミツ」こと安藤光彰氏の名が、
不況であえぐ笠松ですが、またもトップジョッキーの流出。
アンカツが憂いていたように最初から中央・地方両方の免許を認めていれば、
地方の名手を中央に流れさすこともなかったのに……。
騎手の引退では常石勝義氏の名もありました。
花の12期生として福永祐一和田竜二、細江・牧原・田村の女性騎手3名など、
何かと話題になった年でした。デビューの年に5カ月で12勝をあげていたものの、
8月の小倉でレース中に落馬事故を起こし、脳挫傷で意識不明の状態に。
しかし奇跡的な回復をみせて翌1997年に復帰。
同年の小倉3歳Sで重賞初勝利を飾ると、
2003年には中山GJでGI(J・GI)を制覇するなど活躍。
しかし、2004年8月の小倉の障害競走でまたも落馬。
生死の境をさまよいながらも、1カ月で意識を取り戻し、
再起をかけてリハビリに励んでいましたが、今回の引退に至ったようです。
それにしても騎手というのは本当に命がけの職業です。
そんな世界にもかかわらず、地方では売上げ低迷で、
あまりにも安い人の命になっているといわざるを得ません。
でも、常石騎手が二度目の事故にあったときは本当に心配でしたから、
本当にお疲れ様でしたといいたいです。


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