ありがとう小島貞博厩舎応援WEB

shugoro2015-02-17

本日も仕事漬けの1日でしたが、2月ももう後半に突入。
月日の経つのは早いもので、本題は2月末をもって閉鎖される
小島貞博厩舎応援WEBです。未読の方はぜひご覧ください。
このサイトはミホノブルボンの主戦騎手であった小島貞博が2003年に厩舎を開業して以来、
毎週、出走馬をチェックして更新していたサイトで、
管理人のまるみさんもお忙しいなか、本当こまめに更新してくれ、
公式顔負けの私設応援サイトとしては後世に残したいほどすばらしいものでした。
小島貞厩舎の馬が勝つたびに掲示板は盛り上がったものです。
馬主さんが掲示板内で馬名を募集し、僕の考案した
サザンジェネラルを採用してくれた良き思い出もあります。
2007年10月21日にはレースを見に福島競馬場にも行きました。
しかし、3年前の2012年1月23日に小島貞師が自死による他界。
どうしてこのような苦労の人生を送った調教師が報われないのか、
サイトも悲しみにくれましたが、心配だったのは
このサイト自体が閉鎖されてしまうのではないかと。
でも、管理人のまるみさんは悲しみを振り切って
小島貞厩舎にいた所属馬を最後まで追うことにつとめました。
ただ、娘婿の田嶋翔騎手は騎乗がまったくなくなり3カ月後には引退。
そして馬たちも新天地ではなかなか勝つことができず、2012年2勝、2013年1勝、2014年2勝止まり。
その意味でそれほど有力馬もいないなかで
常に2ケタ勝利を挙げていた小島貞師はやはり偉大だったのでしょう。
そして所属馬も次々とJRAの登録を抹消されていき、
2015年2月の時点では障害オープンを2勝した
ヤマカツハクリュウ(牡7/松田博厩舎)だけとなっていました。
もちろん地方に流れた馬では名古屋の錦見厩舎で葵ちゃんが手綱をとっている
スターライトマリーの仔フトゥルームなどがいますが、そこまでのリサーチは酷というもの。
元中央オープン馬ヒシカツリーダーも金沢に移籍しましたが、
現在は退厩扱いで、正式な抹消を待つばかりとなっています。

僕の場合はやはりミホノブルボンがきっかけでしたが、
まるみさんは94年オークスを制したチョウカイキャロルがきっかけだったようで
その他貞やんファンもいろいろな経緯があったようですが
サイト内で小島貞師を応援しているのは共通の想いでした。
もはやJRA在籍馬1頭ではなかなか更新する機会もなく、
プロバイダOCNのホームページサービス終了もあって
2月末をもって見れなくなってしまうとのことです。
月日の流れとは致し方ないことで、このぼろぐや当社WEBだって永遠には続けられません。
開設から12年継続してくれた管理人のまるみさんには頭の下がる思いです。
小島貞博厩舎の応援サイトはなくなっても亡き戸山為夫先生小島貞博の遺伝子は
ブルボンを生産したスマイルファーム(旧ファニーフレンズファーム)
松元茂樹厩舎で番頭をつとめる安永司調教助手が受け継いでいます。
もちろん作田誠二厩舎で調教助手をつとめる田嶋翔にも。
そして天使のスマイル木之前葵ちゃんにも?
戸山師の時代と変わり、馬主の発言力が強くなりすぎて
晩年は所属の田嶋をなかなか起用できない苦しさもありましたが
騎手通算4722戦495勝(重賞27勝)、調教師通算1705戦138勝(重賞5勝)の記録とともに
小島貞博師の軌跡は永遠に語り継がれていくでしょう。
冒頭に初めて会ったときに撮影した貞やん(95年)の写真を掲げて締めくくりたいと思います。


本日の木之前葵ちゃん
5Rエルキュール2着(2番人気)


本日も一鞍入魂でしたが、勝った馬が頭抜けていました。
複勝は見送り3連複3連単勝負したものの佐藤友則が4着にこけてハズレ。
とものり〜の、たのむ〜の、しっかり〜の♪
明日以降は笠松での騎乗がないので、勝利は来週までおあずけになります。



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