笠松競馬場での悲しい事故

最近は東京電力が怠慢で、いつもなら毎月25日には来ていた領収書が
本日になってようやく来た。これが来ないと銀行に行けない事情もあり、
ようやく銀行に行って家賃などの振込みをすます。
本日は執筆に追われ、何もない日常だったが、
笠松競馬場から悲報が届いてしまった。


笠松競馬場:競走馬逃げ車と衝突、軽乗用車運転の男性死亡】
28日午前3時ごろ、岐阜県笠松町若葉町の笠松競馬場で調教中の競走馬が場外へ逃げ出し、
約300メートル離れた同県岐南町薬師寺5の町道で、前から来た軽乗用車にぶつかった。
軽乗用車は弾みで対向車線にはみ出して乗用車と正面衝突。
県警岐阜羽島署によると、軽乗用車を運転していた同県山県市富永のトラック運転手、
恩田義雄さん(64)が頭を強く打ち死亡した。馬も全身を打って死んだ。
乗用車を運転していた男性(67)にけがはなかった。
 同署は管理体制に問題がなかったか調べている。
 笠松競馬場を運営する岐阜県地方競馬組合によると、
逃げ出したのは牝馬「コスモビジョン」(2歳)。
男性調教師と男性騎手が調教していたところ突然暴れだし、
騎手を振り落として場外に逃げた。競走馬の出入りが多い時間帯で、
鉄製の門の扉は開いたままだったという。
 同競馬場で競走馬が場外に逃げ出したのは今年4回目という。
2月には逃げた競走馬が車にはねられたほか、
4月には1頭が約10キロにわたって逃走するトラブルがあった。
 同署によると、今回の事故現場は木曽川堤防上で片側1車線のほぼ直線。
【梶原遊/毎日新聞 2013年10月28日10時52分(最終更新10月28日13時58分)】


この事故で不幸にも亡くなられた方と競走馬のご冥福をお祈りします。
だが、ニュースのコメントを見ると、これで競馬場を廃止しろ
などの暴論が飛び交っているのはいただけない。
むろん、笠松競馬は亡くなった方に対して賠償はすべきであろうし、
これまでにも競走馬の相次ぐ逃亡があり、主催者側の管理に問題があったのも事実。
しかし、これは元々人件費削減の合理化に次ぐ合理化で、
こういう安全への対策ができなくなっていたのではあるまいか。
過去にはJRAでもノボリハウツーが逃亡しているし、
大井でもスーパーオトメが高速道路に入って話題になっている。
事故が起きなければ珍事で片付けられたことであろう。
2011年に同競馬場で起こったレース中に整備車乱入で不成立になったときも、
一歩間違えば大惨事になりかねなかった。
むしろ、この不幸な事故を機に競走馬が場外に逃げ出さないようにする
対策をじっくり練るべきではないだろうか。
これは笠松だけでなく、JRAを含む各主催者も考えねばならないことだ。
過去にあり得ないはずの正面衝突を起こし廃止になってしまった鉄道もあるが、
鉄道と乗用車の接触で死亡事故が起こっても、基本的には鉄道を廃止するわけにはいかない。
また、今回は競走馬との衝突事故であったが、
増え続ける野生動物との接触事故だって十分あり得る。
こういう事故が起こっても野生動物すべてを駆除することなど不可能で、
むしろ事故を減らす方向への対策を練らなければならないのだ。
笠松競馬だけでなく、各主催者もこの事故を真摯に受け止めねばならないだろう。
競馬だけでなく鉄道や他の会社にも云えることだが、
合理化の人員削減ばかりでは、決して安全を確保することができないことも念頭において。
名古屋競馬木之前葵ちゃん馬券術】
気を取り直して明日の名古屋開催、木之前葵ちゃん騎乗馬予想。
5R5枠5番ニシキオンファイア
7R3枠3番メインフォース
9R5枠5番ルナフライト
【おまけ・オータムさんの馬】
4R3枠3番ラッカーサ
8R7枠8番ジェルフォー
初日は3鞍ですが、相手関係からも厳しい馬ばかりですね。
あえて5RのニシキオンファイアにはCをつけてみましたが。
あとはおまけのラッカーサ・ジェルフォーに期待し、
葵ちゃんの馬券は2日目以降に温存しておきます。


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