8月12〜19日と長期取材に出かけており、本日未明にやっと帰宅しました。
今回は「青春18」5日+実家滞在1日+郡上八幡2日と計8日間にわたり、
13〜19日の日記はとりあえず空白のまま、久々の更新となります。
ここまで長期の取材だと、出費も結構かさみ、
所持金は最終的に3000円ちょっとしかなかったわけで
「青春18」2冊目や新幹線のぞみ指定席はカード決済しました。
こういう取材は日程が長引けば、それに比例して撮影写真枚数も増え、
さらに財布がパンパンに膨らんだ領収書関係の整理もせねばなりません。
というわけで結局、仕事よりもこういう残務整理に追われてしまった日常ですので、
興奮の余韻が覚めやらぬうちにフミノイマージンの快挙を書き記しておきます。
先週はこの取材のため、PCが使えず競馬予想をお休みしましたが、
出かける前に一言予想しておいた札幌記念で、フミノイマージンが快勝しました。
冒頭写真は馬友で棚橋似のT君からもらったフミノイマージンの名馬カードです。
自称・フミノ応援軍団長のshugoroとしては嬉しい限りで、
馬主でもないのに、周囲からお祝いのメッセージまでいただきました。
まずはそのフミノイマージンの札幌記念での勇姿をとくとご覧あそばせ。
↓
ヒルノダムール・ロジユニバースといったGIの牡馬相手に快勝!
前がいったん詰まっても慌てず後方に下げ、
大外に持ち出して3コーナーから捲っての横綱相撲でした。
93年NHK杯マイシンザンの二段ロケットを彷彿とさせる末脚で、
勝ち時計1分58秒7も優秀!
予想ではフミノイマージンの単複で複勝厚目買いで、
馬連はフミノからダークシャドウ・ネオヴァンドーム・ヒットザターゲット・
アリゼオ・マイネルスターリーの5頭へ流し、
3連単はフミノ1着軸、ダーク・ヒット2着軸、ネオ・マイネル3着軸の計4点勝負。
3連単ははずしたものの、単勝1240円、複勝220円、馬連960円のトリプル的中で、
なんと帰りの新幹線のぞみ指定席分の旅費を捻出しました!
前日に小倉競馬場でも3レース買って1レースしか的中(しかも堅い銀行馬券)しなかったので、
ボロボロになって競馬場をあとにしたのですが、
前日発売で買っておいた単1000円+複勝3200円で負けを取り戻しました。
今回は結局、取材で出費がかさんだのと、PATの残金が少なすぎたため、
それほど購入できたわけではありませんが、欲を出しすぎてはいけません。
もし現地の札幌競馬場へ行っていれば、応援馬券投資額が増え
帰りにススキノで豪遊できたかもしれませんが(行かないって!)。
フミノイマージンは昨年、格上挑戦だった中山牝馬S2着を皮切りに、
福島牝馬S・マーメイドS・愛知杯とGIII牝馬重賞を3勝した名牝で、
本年度はヴィクトリアマイルのGI制覇に向けて調整が進められていました。
しかし、GI本番ではまさかの乗り替わり。その乗り替わりのI・Fの両騎手は、
ヴィクトリアマイル15着、クイーンS8着と体たらくで、
再び鞍上が太宰騎手に戻り、きっちり勝利で結果を残しました! お見事!
本番前の乗り替わりは物議を醸しましたが、
前2走の東京新聞杯4着、阪神牝馬S3着の取りこぼしに一因があったことは否めません。
しかし、同馬のベスト距離は1800〜2000mということを考えれば、
ヴィクトリアマイルに照準を合わせたとはいえ、ちょっと距離が短い感はあったでしょう。
しかし、ヴィクトリアマイル、クイーンSの両レースでは、
前が詰まって末脚が活かせない駄騎乗でフミノファンを怒らせました。
ヴィクトリアマイル後の掲示板で思ったことですが、
フミノイマージンってファンが結構多いんですね。
ポッポちゃんって愛称もついていますが、
これは歩くときに鳩のように首を上下にふる癖があるから付けられたそうで、
馬房には「ぽっぽ」と書かれているそうで愛くるしいですね。
陣営としてはGI制覇のため、秋のエリザベス女王杯を目標にしているようですが、
過去のエアグルーヴ・ヘヴンリーロマンスのように札幌記念勝ち牝馬は出世街道をゆくので、
ぜひとも秋の天皇賞をめざしてほしいものです。
斤量で不利になる牝馬戦より、有利な混合戦のほうが向いていますし、
天皇賞なら高配当も期待できるからです。
サクセスストーリーがなくなり競馬はつまらなくなりました。
しかし、現在こうして苦労を重ねながら大器晩成でGIに挑むフミノイマージン。
天皇賞かエリザベス女王杯行くかは陣営の決めることですが、
ラストランはぜひ有馬記念で有終の美を飾ってもらいたい!
秋競馬はフミノイマージンから目が離せないでしょう。