脩五郎の予想/エリザベス女王杯(フミノ祭)・武蔵野S

はい、いよいよエリザベス女王杯(フミノ祭)です。
この日は新潟県大沢山温泉でどん行会があるのですが、
まだこの日の旅程を立てていませんので会場で観戦できるかどうかも分かりません。
ただ、フミノイマージンの勝利を信じて朗報が届くことを期待するのみです。
フミノ祭とは……フミノイマージンが出走するたびに勝つことを信じ
多額の投資をするイベント。勝てば周囲にも幸せがおすそ分けされるというが、
疫病神のshugoroが現地応援に行くと決まって負けてしまうので、
ほとんどと云っていいほど恩恵を受けた者はいない。
他にフミノ冠号が出走すると無条件で単複購入しているが、
勝てると思った勝負処では必ず厚目買いをする。
フミノ応援団長(自称)shugoro
副団長(勝手に指名!)野菜博士
ただし、負けると帰路で新幹線が利用できず、鈍行で静岡県越えの苦行をしたり、
数日、『ローソン100』やら『はなまるうどん』のかけ小105円で済ましたりする日々になる。
そして今回もこのフミノ祭のために食費を削ってまで馬券に投資する覚悟。
本来の食生活なら馬体重も絞れて当然のはずなのだが、
取材先でグルメすると(゚Д゚)ウマー(゚Д゚)ウマー騒ぐので思ったほど絞れていない。
勝てば天国負ければ地獄。フミノ祭はまさに人生の縮図である。


いま競馬はドラマティックなサクセスストーリーが求められている。
思い起こせば92年のスプリングSGII)。
あのミホノブルボンが唯一人気をノーザンコンダクトに譲ったレースであった。
当時のミホノブルボンは朝日杯3歳Sを勝って無敗の3歳王者だったのに、
距離不安が囁かれ、ブルボン=小牧場の安馬(750万円)=小島貞騎手に対し、
ノーザンコンダクト=社台=武豊競馬ファンは飛びついたのである。
これをみても競馬ファン保守的なことが分かる。
そしていまやはり、フミノイマージン安馬(860万円)=太宰騎手に対し、
ヴィルシーナ=ノーザン(大魔神)=ウッチーに飛びつこうとしている。
しかし、馬主歴40年というフミノのオーナー谷先生にはまだGIの戴冠がなく、
太宰騎手に至っては同馬によって初重賞をもたさられ、4つの重賞を制覇した。
しかも先のGI・ヴィクトリアマイルでは乗り替わりという屈辱まで味わっているのである。
これがGIをばんばか勝ちまくる地方出身のウッチーと
まだ馬主歴も短い大魔神ヴィルシーナに勝たれてしまうようでは、
競馬のドラマ性はさらになくなり、より廃れてしまうことになるであろう。
漢・太宰をつくるために登場した女傑フミノイマージンは、
いま競馬界を盛り上げる判官贔屓の象徴なのである。
それにしても不思議な馬である。あのブエナビスタと同じ日に生まれ、
オークスでも対戦しているのにその後もパッとせず、条件戦をウロウロしていた。
それが5歳になって急に強くなり、6歳になってから札幌記念まで制してしまったのだから。
そしていま太宰&フミノオーナーに初GI制覇をもたらし、
太宰騎手とアンミツ姫が号泣するドラマがそこに待ち構えている!
エリザベス女王杯(フミノ祭)】×
前置きが長くなってすいませんでした。
フミノ軍団の大将フミノイマージンの単複は云うまでもありません。
大魔神ヴィルシーナは2番手ですが、この馬連では配当に旨味がまったくありません。
そこで3連単ですが、フミノ1着軸、ヴィルシーナ2着軸、
スマートシルエット・マイネジャンヌ・ピクシープリンセス・オールザットジャズ
ホエールキャプチャレインボーダリア・ラシンティランテ3着軸で計7点。
保険で三連複をフミノ・ヴィルの2頭軸で相手7頭に流して計7点。
前々日予想になりますが、フミノ祭なので≪自信度A≫で行きます!
【武蔵野S】○
イジゲン・マルカフリート・ダノンカモンナムラタイタン
ガンジスの5頭BOX馬連10点。≪自信度B≫
【結果】
フミノ祭撃沈!
フミノイマージン11着再起不能に陥りました。
敗因はやはり重馬場なんでしょうか?
不良馬場の金鯱賞では6着でしたが、今回に至ってはウチから
まったく伸びてきませんでした。福島牝馬Sではインをついて勝ったのに。
武蔵野Sは馬連1400円を厚目買いで的中させ、
成績では1勝1敗のタイではありますが、
フミノ祭の爪痕は大きく、大幅マイナスとなってしまいました。
いずれにせよ、フミノ祭撃沈のため明日からフミノ式ダイエットに励み、
次回のフミノ祭に向けて備えたいと思いますが、今回がラストランでは話になりません。
ぜひとも暮れの有馬記念に出走してきてほしいものです。


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