先日はヴィクトリアマイルの予想だけでしたが、東京競馬場での観戦記を回顧します。
この日はフミノイマージンによるフミノ軍団初ＧＩ制覇がかかったレースでした。
そこでタイトルのようにフミノ祭と銘打って、
フミノ応援団長を自称し、いろいろな人を誘って出陣しました。
冒頭写真のようにフミノイマージンの馬券をしこたま買い込んで、
勝ったら皆にビールをご馳走すると豪語していたからです。
前日はめぞう氏のところに泊まり、武蔵野線で府中本町へ。
競馬場に着いたのが、ちょうどお昼時だったので、
『京樽』の海鮮丼500円（写真左）をランチに。
はっきりいって東京競馬場には美味いグルメなどなく、
しかも高くて不味いが相場。たまたまワンコインという看板を見つけたので食したが、
『日本海庄屋』のワンコインランチやコンビニ弁当のレベル以下。
それでも許せたのはまだ安かったからでしょう。
13時頃、副団長のフミノ野菜博士到着。
野菜博士曰く、東京競馬場で美味いのはビール！
さすがは宴会部長と謳われる博士だけあって鋭い指摘！
「東京競馬場ってグルメ不味いでしょ？」と聞くと、
いつも弁当持参というすばらしい賢明な選択ぶりです。
野菜博士は競馬場は何度も行ったけど、馬券や施設は初めてということで、
ＪＲＡ競馬博物館を案内、途中に売店があってフミノイマージンの名が入った
ボールペンが売っており、博士にプレゼントしてもらいました。
このあとビール物色ですが、なんと博士推奨のサントリーのビールがありません。
近くにビール工場があるのに何ということでしょう。
別の生ビールを飲んでいたら、馬友のＴ君からメールが来たのでパドックへ。
メイン一つ前の10Ｒのパドックでしたが、もう人はいっぱい。
10Ｒのパドックが終わったら、少しは空くかなと思っていたのですが、
さすがにＧＩともなるとそうはいかないようです。
パドックにはＮさんやＭさんもいましたが、
やはり馬友の女将ＢＥＴＴＹさんがいないと、うまく合流できないようで、
パドックを探したものの、鉄娘のＴさんやロシアン女王のＭさんには逢えませんでした。
Ｔ君からフミノイマージンの前２走の写真をもらいましたが、
はっきりいってカメラ機材も僕よりずっと高価ですし、腕前も僕以上です。
ここでようやく小関夫妻＆ゆきのちゃんが競馬場に到着しましたが、
もうパドックの人ごみで身動きがとれなくなっていました。
もう少し早く来てくれれば競馬場の遊戯施設を案内できたのですが……。
パドックでフミノイマージンを撮影し、早目にはパドックの人ごみを抜け出し、
馬券を購入してスタンドへ。20分ぐらい前でしたので、
まだ比較的ゴール前も人が少なく、スタンドを少し登ったところから、
レースを観戦。ヴィクトリアからでしょうか。
誘導馬に乗る人（写真中央）も女王に扮していて、
その脇を走り去って行く返し馬のフミノイマージン（写真右）はよく見えました。
しかし、レース自体は出遅れ気味に出て終始後方。
そして末脚を爆発させるはずの直線では、前の馬に進路を塞がれ、
いったん最後方に下がるという不可解な内容で15着に大敗。
応援馬券ばかりでなく、生活費を賭けていたshugoroさんにとって
最悪の事態となってしまいました。
帰りはそれでも京王電鉄で東府中に移動し、
めぞう氏・野菜博士・小関夫妻＆ゆきのちゃんの６名で
『はなの舞』で反省会を楽しくやりました。
ゆきのちゃんは生簀の魚に喜んでいたようで、
お子様ランチを注文したらパーティセットみたいな盛り合わせが出てビックリ！
小関氏の奥様だけ車の運転でアルコールが飲めなかったので、
次回は舞台を変え、車の心配がない赤羽で宴会することにします。
今回はレース前から不可解な乗り替わりが物議を醸していたのですが、
そんなファンの気持ちに応えるかのように競馬評論家の柏木集保さんも
netkeibaのレース回顧でこう書いています。一部引用すると、
よく理由の分からない「乗り代わり」が、あちこちで論議を呼んでいた
フミノイマージン(太宰騎手→池添騎手)。理由は発表することではなく、
正しくない危険もあるが、乗り代わりはどうやらオーナーの希望ではないらしい。
太宰騎手と、池添騎手は、同期だという。公平にみて技量は互角である。
仕事とはいえ、頼まれた池添騎手からして、歓迎ではないだろうに。
置かれた(それはダメですとはいえない)立場もあるだろうが、
こういう騎乗依頼だけはけっして受けない騎手のほうが多い。
直線、横に広がった18頭、フミノイマージンはもがきつづけたが、
この馬の前だけは決して進路が開くことはなかった。天まで敵にしてしまったのである。
騎手変更など平気な時代ではあるが、さすがにこういう乗り代わりは、
騎手はもちろん、フミノイマージンのファンも、黙っているだけの馬も、
ただただみんながやり切れないだけである（柏木集保「レース回顧」）。
レース後にはフミノイマージンの掲示板がものすごく憤慨していたのですが、
フミノイマージンってこんなにファンがたくさんいたのと思うと、
応援団長を自称するshugoroさんにとっては少しだけ救われました。
しかも通の予想家陣もフミノイマージンを結構本命に推していたようですし……。
それにしてもメイチの仕上げでＧＩ獲りのチャンスであっただけに、
ファンの気持ちが荒れるのも無理はないというものでしょう。
同じ乗り替わりとなったホエールキャプチャは嬉しい初ＧＩ制覇となりましたが、
フミノイマージンとまさに明暗を分けてしまった感じです。
そしてスマホ購入に加え馬券撃沈で、金欠に拍車をかけたshugoroさん。
昨日はスマホ付属品で出費してしまいましたが、本日は500円以内に抑えました。
電車賃などの交通費は避けられないものの、
この負け分は食費を削って暴飲暴食を避け、馬体重を絞りたいと考えています。
