岳南鉄道・大井川鐵道

shugoro2012-04-19

私用で急遽、故郷を帰省せざるを得なくなったので、
帰省がてらにも取材をしておこうと考え、
行きは普通列車のみの乗車券で途中下車して、
岳南鉄道大井川鐵道に乗りました。まずは行程から。


中野430→436新宿442→501品川510→621小田原622→645熱海649→725吉原728→
岳南鉄道)→734吉原本町757→(岳南鉄道)→802岳南原田809→
岳南鉄道)→819岳南江尾826→(岳南鉄道)→847吉原857→936静岡1022→
1054金谷1121→(大井川鐵道)→1126新金谷1145→(SLかわね路1号)→
1306千頭1346→(あぷとライン)→1537井川1557→(あぷとライン)→
1745千頭1801→(大井川鐵道)→1912金谷1923→2004浜松2011→
2045豊橋2051→2139金山2146→2201勝川

もう青春18のシーズンは終わってしまいましたので、
前日購入の都区内から故郷最寄のJR勝川駅までの乗車券は6090円也
青春181日分2300円との価格差が激しいですね。
中野始発から東海道本線の乗り継ぎは、いつもの「青春18」プランと変わりありません。
岳南鉄道は本当は3月18日に乗る予定だったのですが、
このときは寝過ごすアクシデントで断念。
今回は片道切符であと戻りできないため、熱海から吉原までは起きていました。
前にも書きましたが、岳南鉄道2006年1月2日9月17日に二度乗車しています。
3月の貨物撤退で存続の危機に瀕しているため、
少しでも売上に協力しようと思ったからです。
平日のため一日乗車券はないので正規運賃で
吉原本町と岳南原田で下車しました。
それにしても平日の通勤・通学時間帯はやはり混んでおり、
岳南原田では7分後に次の列車が来る過密ダイヤ。
岳南原田は平日朝の時間帯だけ駅係員がいるので硬券入場券を購入。
係員のおばあちゃんが使用済の硬券乗車券もくれました。
立ち食いそば屋が併設しているのですが、営業しておらず閉店してしまったのでしょうか?
終着の岳南江尾駅(写真左)で折り返し静岡へ。
静岡では3月18日に撮りそびれた駅前の徳川家康(写真中央)のリベンジと、
平日しかやっていない静岡県庁のスタンプを押しました。
そして金谷で途中下車して大井川鐵道に乗ります。
大井川鐵道は92年に岩田ドラえもんと初乗車し、
その翌年にも取材で行き、別の雑誌で取材中の泉麻人さんと鉢合わせになったのですが、
それ以降はご無沙汰していました。同鉄道もやはり旧線時代に乗れなかったのが悔やまれます。
金谷で「大井川・あぷとラインフリーきっぷ」5500円とSL急行券560円を購入。
SLはかつては金谷発着だったのですが、現在は新金谷のため、
この一区間は電車で行き、新金谷から冒頭写真のSL急行かわね路に乗車します。
平日だったことが幸いし、飛び込みでもSLに乗れ、
旧型客車の4両編成で運転されるため、まだ空席にも余裕がありました。
家山でも数分停車のため、撮影や入場券購入、スタンプ押印ができました。
本線の終着・千頭からはあぷとラインの井川線で井川へ。
この線は標準軌1067mmですが、762mmの軽便鉄道の名残から、
車両も小さくミニ列車なのですが、シーズン外で終便ということもあって乗客もまばら。
途中のあぷといちしろ駅(写真右)では電気機関車の連結があり、
日本の私鉄で最も高い関の沢橋梁では一時停車などのサービスもあり、
まだ満開のヤマザクラなども美しいのですが、天候は雨模様に。
終着の井川では展示館をめざしますが、時間がなく外観撮影だけで終わりました。
93年に行ったときは見学する時間があったのですが。
金谷まで戻ってきたときにはもう真っ暗。
今回のフリーきっぷは結局往復だけに終わってしまいましたが、
2日間有効なので本当は接阻峡温泉や寸又峡温泉などで一泊して楽しむべきの鉄道です。金谷から浜松・豊橋と乗り継ぎ、名古屋まで行かず金山で中央本線に乗り換え、
様変わりした勝川駅に到着したのは22時過ぎでした。

本日のグルメは昼食が汽車べんとう1350円(写真左)
夕食が大井川ふるさと弁当950円(写真右)でした。
ともにSL車内で販売される弁当ですが、
新金谷駅前の『プラザ・ロコ』で購入しました。
この時点でもう売切間近でしたので、無事買えてよかったです。
汽車べんとうには静岡茶缶もついていましたが、
これは実家へのお土産に持ち帰りました。
弁当は極めてシンプルな幕の内ですが、
一品一品が丁寧に調理され、味付けもすばらしい。
こういうSL車販の弁当って、いつも真っ先に売り切れてしまうものですが、
(゚д゚)ウマーなだけに、人気のほどがうかがえますね(つづく)


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