由利高原鉄道(12月12日)

shugoro2011-12-14

15日になってようやく写真整理が完了し、後半部分の取材レポートが更新できます。
今回の帰路は「北海道&東日本パス」か「青春18」にするか悩んだのですが、
常備券に加え2冊購入を覚悟のうえ、角館駅青春18を買ってしまいました。
では、14日の行程から。


角館655→714大曲720→726飯詰736→806峰吉川832→904秋田951→1034羽後本荘1050→
由利高原鉄道)→1129矢島1152→(由利高原鉄道)→1233羽後本荘1255→1343遊佐1357→
1410酒田1426→1829新津1849→1944長岡1957→2114越後湯沢2135→(たにがわ428号)→
2205高崎2213→2345赤羽2349(2354)→002池袋004→011新宿018→022中野


角館から田沢湖線で大曲に出て、飯詰・峰吉川で途中下車して秋田へ。
秋田では雪のなか、佐竹史料館へ足を運び、押しそびれていた100名城スタンプをGET。
このあと羽後本荘で下車して、本題の由利高原鉄道に乗り換えます。

由利高原鉄道国鉄時代の昭和59年(1984)3月に岩田ドラえもん
一度だけ乗車しましたが、陽が暮れた夜半に乗ったきりで、
その後、2007年晦日に乗りに行く予定でしたが、
このときは強風の影響でダイヤが乱れ、結局乗れなくなってしまったのです。
ということで27年ぶりの再訪で、由利高原鉄道としては初乗車になりました。
下りの乗客は僕を含め6名。しかし、おばこ服を着たアテンダントが乗車し、
ハクチョウの飛来や沿線の車窓などいろいろ解説してくれました。
途中の有人駅・前郷で硬券入場券購入を申し出たら連絡をとってくれて、
おまけにタブレット交換の風景(写真左)も撮らせてくれました。
そして終着の矢島では列車の前で記念撮影(写真中央)をOKしてくれました。
ヘッドマークと同じ衣装で、う〜ん、秋田美人ですね〜
矢島では20分ほど時間があったので、スタンプ押印や冒頭写真の車止めなど、
撮影できましたが、残念ながら旧駅舎は解体が終わったあとでした。
矢島駅内の売店では有名なまつ子さんが桜茶で歓迎。
使用済硬券乗車券の入った缶詰と手ぬぐいを買ったら、
まつ子さんが「キーホルダーは魔よけになるよ」と勧められ、
こちらもついつい購入。時間があればもっと楽しい会話ができたけど残念。
そして矢島から出発の際には先ほどのアテンダントさんを含む3名で
横断幕を広げて見送ってくれました(写真右)。中央がまつ子さんです。
しかし、帰りの上り列車は乗客が僕含めて2名。
吉沢で1人降りてとうとう僕独りの貸切列車を体験。
前郷で1人乗車しましたが、これほどまでに由利高原鉄道が厳しいとは……。
弘南鉄道秋田内陸縦貫鉄道でもいましたが、
最近はアテンダントが乗車し、観光のPRや物産の販売も盛んですし、
終着の矢島駅にはとってもおもしろいまつ子さんがいるので、
ぜひともみんなで乗車して、由利高原鉄道の存続を願っています。
羽後本荘から羽越本線の上りで新津へ向かいますが、
酒田行のロングシート電車2両でも乗客は数える程度だったし、
酒田から新津までの気動車3両も県境付近では3両で4名という悲惨さでした。
村上でようやく学生が乗車して席はほとんど埋まりましたが、
やはり平日昼間の時間帯は本線ですら苦しいと云わざるを得ません。
桑川・村上・坂町などで数分停車しましたが、16時台の桑川でもう真っ暗でした。
新津から信越本線に乗り継ぎ、長岡から上越線に乗り換え。
このまま普通列車で乗り継げないので、越後湯沢〜高崎は
乗車券+自由席特急券3410円を払って新幹線に乗りました。
もう1泊も考えていましたが、結局宿泊費のほうが高くついてしまうからです。
赤羽から先の埼京線・山手線・中央線は事故でダイヤが乱れ放題でしたが、
なんとか無事に秋田から1日で帰ってくることができました。

当日のグルメは朝食が秋田駅弁の釣りキチ三平弁当950円(写真左)
昼食が秋田駅弁の秋田肉三昧1100円(写真中央)
夕食が長岡駅弁のとりそぼろ弁当750円(写真右)でした。
釣りキチ三平弁当は山菜やキノコ中心でヘルシーなのに対し、
秋田肉三昧は比内鶏・秋田錦牛・十和田高原ポークととってもヘビー。
とりそぼろ弁当は2008年に一度食しており誤爆でしたが、
3食ともすべて(゚Д゚)ウマーだったのは云うまでもありません(おしまい)


≪備忘録≫
この日は17時より飯田橋で打ち合わせのあと、
水道橋でも打ち合わせがあり、岸朝子先生のサイン入り『イタリアン手帳』を
著者のMさんからいただきました。ところがMさんに日本酒をしこたま飲まされ、
帰りは事務所にも寄れずバタンキュ〜。翌日は二日酔いで頭くらくらでした。


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