謎の藤倉峡探訪

shugoro2012-04-20

帰省取材の2日目は朝早く起きてスタッフの車で、
小牧市のはずれの江若寺・大山廃寺跡を撮影。
このあとで帰省の目的である事務手続があり、
時間をとられましたが、事務手続終了後に本題の藤倉峡へと向かいました。
とはいえ途中は高山本線の各駅を取材撮影しながらでしたが、
本日は本題を中心に小牧市高山本線取材に関しては後述したいと思います。
さて、この藤倉峡ですが、岐阜県下呂市金山町にあります。
高山本線と並行して流れる飛騨川の渓谷としては、
飛水峡と中山七里が有名ですが、この飛水峡と中山七里の途中にある
藤倉峡については、旅行ガイドブックにもまったくというほど登場しません。
この存在自体は中学の頃に本から情報を仕入れていたのですが、
どのあたりにあってどういう景色なのかが不明なのです。
ちょうど飛水峡と中山七里の間にあるため、
高山本線の車窓を見ていてもつい見落としてしまうのですが、
飛騨金山の手前あたりが藤倉峡ということで地図に記されています。
「藤倉峡」で検索すると、トップに出るブログでは
カレンダーの風景になったこともあり、これがまたすばらしい絶景なのですが、
なぜこんなブエナビスタなのに、ここまで知られていないのが不思議で、
帰省の際に行ってみたかったのです。
しかし、天候は雨に加え、夕方近くになって陽も暗くなりがちでした。

より大きな地図で 藤倉峡 を表示
事前情報で調べた地図では、金山浄化センターから飛騨川沿いの道があったので、
未舗装でしたが、ずっと進んでいきましたが、採石場らしき工場があって行き止まり。
しかも細い道にもかかわらず、工場へのトラックが結構走っているのです。
飛騨川沿いの道は樹木で、藤倉峡の視界がよくなく、
道幅の広いところで視界が一時的に開けるため、
冒頭写真の神秘的な写真を撮ることができましたが、いかんせん、天候が悪すぎました。

七宗ダムからも上流(写真左)下流(写真右)を撮ってみましたが、
ダムによって景色が著しく変化している様子が分かりますね。
しかし、ブログのカレンダーの写真をみると、僕の撮った写真とも少し違う感じがありましたが、
もう一度地図を調べるとどうやら浄化センターではなく、
上市場から右折し、飛騨金山駅方面へ向かい、
そこから飛騨川沿いの道へ行かねばならなかったのです。
名古屋方面からだと随分迂回する格好になりますが、
飛騨金山駅からだと徒歩30分圏内の距離です。
カーナビもETCもついていない古い車のため、
どのへんまで行けたのかが分かりませんが、
浄化センターからかなり川沿いを進みましたので、
目的地に近い場所までは行けたと思います。
いかんせん、天候が悪すぎて話にならなかったといえばそうですが、
逆に霧がかかって神秘的な風景になっているのが藤倉峡です。
次回の帰省がいつになるか分かりませんが、リベンジしたいと思います。

本日のグルメはランチが川辺町の『食事処立花』のあなご天丼630円(写真右)です。
ご当地グルメとは言い難いですが、国道41号沿いにロクな店がなく、
看板と駐車場の混み具合から判断して入りました。
この値段でこれだけのボリューム、(゚д゚)ウマーですから云うことありません。
帰りは道の駅美濃白川に寄って白川ハムミックス550円(写真中央)を食し、
半額セールで購入し、帰宅して夕食にしたのが、
ヘボご飯(写真右)です。500円のところ半額の250円で、
本当は店員さんが売れ残りを購入するところでしたが、譲ってもらいました。
ヘボとは地蜂(クロスズメバチ)の子(幼虫)で、
高校の頃に田舎育ちのキックンが「美味い美味い」と絶賛していた料理です。
むろん、愛知ではそんな料理とは疎遠なので、一度も食したことはなく、
同じく愛知出身の木原君と不気味がっていたものです。
キックンの頃は当たり前のように山で採れたようですが、
ヘボの生産量も年々減っているため、近年は高級な食材と云われています。
さすがに500円のヘボご飯では、ヘボの密度が少なかったのですが、
グロテスクな姿とは反比例して虫臭さもなく、普通に食べられました。
ヘボは独特の甘みがあるそうですが、いかんせんヘボが少なすぎて
ご飯の味付にかき消されてしまったような感じでした(4月23日につづく)


【人気blogランキングへ】