強烈!『家政婦のミタ』最終回

shugoro2011-12-21

ううっ、暮れも押し詰まり青春18が消化できなくなって困っています。
なんとか綱渡りで「鉄道旅のガイド」を更新できたものの、
本日も13時と17時と二度も打ち合わせがあり、中野駅まで向かう距離はきつく、
結局、短時間駐輪ということで自転車に頼ってしまいました。
暮れともなれば人込みも増え、普通に歩くのも何か殺伐さを感じます。
せっかく新宿まで出たので、カレーを食して帰宅し、
21時からは巷で話題になっている家政婦のミタ最終回を観ました。
初回が19.5%で、第2回では18.7%に下がったものの、
その後は尻上がりに視聴率を伸ばし、第8回では29.6%を記録。
最終回は30%を超えるのではと思い、初めて観た次第です。
そういえば帰りの電車内でも話題になっていましたね。
21時からのドラマは『さよなら「家政婦のミタ」特別版』の総集編で、
ここで大まかな概要を把握し、22時からの最終回へ。
主人公の三田灯(冒頭写真/C日テレ)は、2002年大河利家とまつでヒロインを演じ
大根役者ぶりが素敵だった松嶋菜々子です。
元々老け顔(失礼!)なので、『利家とまつ』で10歳時を演じたのは、
今年の『江』以上に無理がありましたが、少女時代が短かったのが救いといえました。
まぁ史実のまつ(芳春院)は、12歳で初子を出産するほど早熟でしたけどね。
それから8年ぶりに観た松嶋菜々子様はあまり風貌は変わっていませんが、
8年前の大根とは打って変わり、この無表情なおばさん役は見事と云えました。
とくに笑顔が売りだった女優とのギャップがすごい!
全部観たわけではないのであまり言及しませんが、
要はどうしようもない家族を救うために来たクールなリアリストといった感じでしょうか。
なんか人気アニメの『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』から
パクっている部分もあるなとは思いましたが……。
インパクトあったのは末娘が「お母さんになって」と云い、
「承知しました」と云って母親になるのですが、
かえって子どもに冷たくなってしまうところが印象に残りました。
最後は笑ったようですが、それが続くはずもなくまた鉄面皮に戻ってしまうところがいいですね。
で、最終回の視聴率40.0%というのは驚異的です。
これだけ複数のメディアが発達した時代に40%台にのせるとは……。
平均視聴率も25.2%と成功をおさめましたが、
やはり子どもを出産して戻ってきた松嶋菜々子様の役者ぶりに磨きがかかったということでしょう。
いやーもうとても大根役者と呼んではいけませんね。
『江』で株が暴落してしまったじゅりっぺも、
『アンネット』の実写版で挽回してほしいものです。


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