『江』第13回「花嫁の決意」

選挙速報で放映時間がずれていたことを忘れ見そびれてしまいましたが、
4月16日の再放送を観ましたので、タイトルの「お詫び」を消し、
更新します。それにしても今回も視聴率16.6%とは悲惨ですね。

ようやく嫁入りということで、少し風格が出てきた江ですが、
それでもまだ12歳(小学6年生)です。
江の縁組の背景には、織田家の存続と戦争の回避という政略があったとのことですが、
たしかに強力な水軍をもつ佐治家の調略を狙ったのかもしれません。
しかし、まぁ、江が秀吉が姉の茶々に邪心をもたないことを条件に、
自分が率先して嫁ぐというのはどうも不自然でなりません。
これだの江の政略が浅はかに見えてしまいます。
秀吉としても時折信長に変身する江を恐れ、
茶々のボディガードをする江を引き離したかったと思いますが、
姉のためとはいえ、急に聞き分けのよい江になってしまうのはつまらないです。
今回のことでおねさんが離縁を云い出したり、秀吉を殴ったりとエスカレート。
江も従兄妹同士の結婚ということで、
全然知らない大名に嫁ぐよりも、よい選択肢だったというのは一般的な考えでしょう。
尾張大野城に入って夫の佐治一成と対面する江。
そのあとで江は乳母のヨシから性教育を受けて卒倒します。
いわゆる「子どもをつくるハウツー本」。
歌麿みたいな過激な描写の絵があったようですが、
さすがにNHKでは公開しませんでしたね。
しかし、あの時代にああいう絵巻物の保健体育的な教科書があったのでしょうか?
同じ前田利家正室まつは12歳で利家に嫁ぎ、
翌年には小学6年で長女を出産しています。
でもさすがに当時でも小学生で子を産むというのは無茶がありますね。

史跡紀行では愛知県常滑市大野城跡と齊年寺が紹介されました。
大野城跡には佐治一成の石像がある佐治神社も祀られています。
大野城跡は昨年1月に訪れましたが、齊年寺は未訪でした。
このときは大野城跡に比較的近い大草城跡も行きましたが、
両城跡とも模擬天守の展望台が建立されています。
今回は大野城跡と最寄の名鉄常滑線西ノ口駅の名鉄電車をUPします。

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≪備忘録≫
本日1冊校了し、別件のほうは夕方までかかってやっと16P脱稿。
とりあえずひとつ片付いたので、専念できるのは救い。
ランチは100円割引券のあった『デニース』へ行ったが、えらく混んでた。
それにしてもまたもや17時16分頃、福島県浜通り震源とする地震があり、
都内でも震度4で結構揺れました。そのあとも余震が続くし、地震ばかりだな。
事務所の建物もいつまで耐えられるか心配……。


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