演出がニクイ! 新横浜ラーメン博物館(11月23日)

shugoro2011-11-24

まずは当日の備忘録から。前日22時に帰宅しましたが、
徹夜明けと歩き疲れから、写真整理などやる気もおこらず
23時過ぎには早々にダウン。翌日は11時から麹町の版元で打ち合わせがあり、
帰社後は結局、写真整理だけで終わってしまいました。
押してきたスタンプのデータスキャンは明日になりそうです。

本題は23日の続きで、小田原から湘南新宿ラインに乗り、
そのまま新宿に帰ることもできましたが、
夕食に新横浜ラーメン博物館へ寄るため、横浜から横浜線に乗り換え新横浜へ。
雨が降っていましたが、冒頭写真新横浜ラーメン博物館を再訪しました。
一度目は何年だったか、もう記録にないのですが、めぞう氏と行ったことがあります。
そのときはものすごく混んでいたため、写真はまったく撮っていなかったのです。
そして今回が二度目の来訪になりますが、ここは23時まで営業しているので、
夜でも気兼ねなく寄れ、やはり前回撮りそびれた施設を撮影します。
やはり館内のセットはすばらしく、階段を降りるとまるでタイムスリップしたかのような世界。
館内でひとつの街(写真左)が形成されており、レトロ感を出す演出の芸が細かいです。
駄菓子屋(写真右)のおばあちゃんも扮していると思われますが味わい深いです。
トイレも外観だけは古臭い扉でしたが、中は清潔な洋式でこのギャップもGOOD!

そして地下1階の細い路地は、新宿ゴールデン街を思わせる飲み屋街や
街の雰囲気が上写真4点のように忠実に再現されています。
『ALWAYS 三丁目の夕日』の世界が94年3月の開館以来ずっと残されているのです。
この手のテーマパークは結構寿命が短かい施設が多く、
後発で2001年にオープンした横濱カレーミュージアムは、
結局行けずじまいのまま、たった6年で閉館してしまったのですが、
こちらはリピーターを増やす工夫を怠っていません。
入館料は300円ですが、スタッフに申し出れば当日は出入り自由。
これで昼夜と食べに来ることもできます。
さらに3カ月のフリーパスが500円、年間フリーパスが800円なのですから、
新横浜圏内に住んでいるなら、このパス利用者も多いのではないでしょうか?
さらにほぼ毎日開催されている無料のストリートパフォーマンスや
平日限定の30分飲み放題500円など、飲兵衛にはたまらない催しもあります。
館内に入るだけでレトロ感と懐かしさが体感できるフィールドで、
不景気で嘆く昨今だけに、高度成長期の時代を余計羨ましく思うものです。

食したラーメンは川越の『頑者』のつけあつ900円(写真左)
久留米『大砲ラーメン』の昔ラーメン780円(写真右)です。
以前、めぞう氏と一緒に行ったときにも思ったのですが、
ラーメンの量を意図的に少なくしているのか、
一杯だけでは満腹感が得られませんでした。
少食気味のめぞう氏がそう感じたのだから、やはり2杯ぐらいはと思い、
ひとつはつけ麺でスープを控えて、2杯食してしまいました。
さすがにこれでがお腹も重くなりましたが。
本当は熊本の『こむらさき』が食したかったのですが、
さすがにここだけは行列のため諦めました。
川越の『頑者』は本場の店の前を通ったことはありますが、
長蛇の列で入店を諦めたことがあったので、ここで食せたのはラッキーでした。
昔ラーメンは何となく昔風のこってりした味付けでしたが、
両者とも(゚Д゚)ウマー(゚Д゚)ウマー
駄菓子屋では復刻のベビースターラーメン50円(写真右)があったのでお土産に買いました。
現在はおやつカンパニーですが、昔は松田食品という社名で、
三重県一志町(現・津市)の代表的な特産品でした。
マツダベビースターラーメンといえば、子どものおやつの定番で、
このベビースター坊やのパッケージが懐かしいです。
10円時代のベビーラーメンの頃からこのパッケージだと思ったのですが、
僕らの全盛は20円時代でした。現在は30円になって量も減ってしまいましたが。
ベビースターが美味いので、実際にお湯かけでチャレンジ食した子は多いと思います。
もちろん結果は(+д+)マズーでしたが。
このあと開発されたのがおやつヌードルでした。
これも好きでしたが、今度はこのラーメンを生かじりする輩も現れましたね。
そういえば晃生は普通のインスタントラーメンの生かじりばかり好んでいましたが。


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