「あけぼの」と五能線(10月21・22日)

shugoro2011-10-25

昨晩帰宅してもうクタクタで、本日は今回の取材の伝票整理や
五十日による金融機関への振込み手続きなどがあり、
雑用だけで1日費やしてしまいました。
本日は取材で購入した物撮りもあったので、撮影後にパソコンへ落としましたが、
案の定、撮影枚数は900枚を超えました。
ただし、正味3日間の取材にしては少ない枚数だったと思います。
なぜ少なかったというと、雨男めぞう氏の雨に祟られたからです。
それではなんとか取材初日分の約400枚の整理が終わったので、
この日の様子を行程から記しておきます。


上野2115→(あけぼの)→644秋田824→(リゾートしらかみ1号)→1028十二湖1035→
弘南鉄道バス)→1050奥十二湖駐車場……十二湖養魚場前1238→(弘南鉄道バス)
→1250十二湖1305→(リゾートしらかみ3号)→1318ウェスパ椿山→(送迎バス)→
不老ふ死温泉→(送迎バス)→ウェスパ椿山1618→(リゾートしらかみ5号)→1919青森


21日も案の定、取材の支度や雑用に追われ、ほとんど仕事ができませんでした。
20時30分に上野駅でめぞう氏と待ち合わせ。
すでに行きから雨でしたので、ビニール傘をさして上野へ向かいます。
上野からは冒頭写真寝台特急「あけぼの」に乗って秋田まで向かいます。
「あけぼの」はそこそこ乗車率もよく、僕らはB寝台の下段をとったのですが、
4人向かいの上段にも客がいました。
出発後、食事をしてから一杯飲んで速攻で床についたのですが、
途中で目が覚めてしまったあとはほとんど寝付けませんでした。
「あけぼの」の運転士の運転が下手で、駅に停車・発車するたびに
大きく音を立てて揺れるのも気になりました。
このあたりは熟練の機関車運転士がいなくなってしまったせいかもしれません。

秋田の手前で明るくなり、夜明けの日本海を眺めることができましたが、
秋田ではリゾートしらかみ1号(写真左)に乗るため、
1時間半も待たねばならず、近くの秋田城を撮影したかったのですが、
雨に祟られて散歩もできませんでした。
秋田から五能線直通のリゾートしらかみ1号の編成は「くまげら」でした。
出発2週間前に指定席券を購入した時点で2人掛けの席がいっぱいとのことで、
4人掛けのボックス席をとっていましたが、相席になることはありませんでした。
イスを引いて簡易寝台にもなるボックス席は快適でしたが、
おばちゃん連中の席はものすごくやかましかったです。
途中の能代では太鼓での歓迎や軟骨のサービスなどの歓待がありました。
これはぜひ他の鉄道のある沿線市町村でも見習って欲しいものです。
十二湖で下車し、弘南バスで奥十二湖へ。
天候はなんとか雨だけは止んでいたものの曇り空。
有名な青池(写真中央)世界遺産に登録されている
白神山地ブナの自然林を散策したのですが、青池も陽射しがあたらないため、
ブルーの色彩があまり出ませんでした。
帰りはビジターセンターのある十二湖養魚場前まで歩き、
再び弘南バスで十二湖駅へ戻ります。行きと同じ運転手でしたが、
このバスの運転手は路線バスなのにバスガイド顔負けのトークや、
日本キャニオンで一時停止して撮影させてくれるサービスで楽しかったです。
十二湖からウェスパ椿山までは、リゾートしらかみ3号の「青池」編成。
一番性能のよいハイブリッドカーでしたが、ここはたったの13分だけ。
ウェスパ椿山からは送迎バスで不老ふ死温泉(写真右)へ向かいます。
不老ふ死温泉日本海の海岸に面した露天が有名ですが、
一番うまく撮れたはずの写真のデータが壊れているという悲劇。
削除後にバックアップを試みましたが、やはり復元不可能でした。
温泉につかったあと、ウェスパ椿山に戻りましたが、またも雨が……。
帰りはリゾートしらかみ5号の「ブナ(漢字は化けるためカナにします)」編成。
陽が落ちるまで海沿いの景色を堪能しましたが、
これもボックス席だったので、「あけぼの」で眠れなかったぶんの睡眠を補給しました。
青森での宿はセントラルホテル青森でネット割引で素泊まり3800円也。
めぞう氏は朝食バイキングのコース4000円でしたが、
僕だけ翌朝早く出るため、この日は23時過ぎには眠りにつきました。

グルメは21日の「あけぼの」車中で食した熱海駅弁のその名も鶏丼760円(写真左)
22日のランチは秋田駅弁の特製牛めし900円(写真中央)でした。(゚Д゚)ウマー
夕食は青森駅前の市街を徘徊し、焼干しのダシが美味い津軽ラーメンを食したあと、
「居酒屋おさない」に入りましたが、二人ともビール一杯でギブアップ。
ただ、僕が勧めた帆立の貝焼き味噌(写真右)は、めぞう氏が絶賛していました。
昨年8月28日に大湊で食した貝焼きは本物の貝殻を使って焼いていましたが、
残念ながら、こちらは貝型の鉄板でした(つづく)


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