郡上八幡案内人(8月13日)

shugoro2011-08-16

本題に入る前に本日の出来事から始めます。
今回の旅行で撮った写真は約700枚。この整理だけでもうんざりしますが、
本日は新宿のヨドバシカメラへレンズキャップや時計を買いに行って半日つぶしました。
このブログを書く前になんとか半分ほど整理が終わりましたが、やはりしんどいです。
あと98年の皐月賞菊花賞を制したセイウンスカイ(牡16)が、
繋養先の西山牧場で事故死したことを西山牧場のブログで知りました。ご冥福をお祈りいたします。


訃報から入ってしまいましたが本題へ。今年も里帰りで郡上八幡へ行ってきました。
2008年から4年連続の郡上八幡で、記録をたどると2007年だけ忙しさで途切れています。
さぁて、今回案内するお客様は、郡上への移住を計画している小関ファミリーです。
そしてもうひとつの目玉は冒頭写真「ゆら〜り眺めて清流列車」です。
本年度から運転を開始し、清流の長良川のポイントや橋りょうで徐行運転や
一時停車を行うという大変興味深い列車です。
長良川鉄道ではトロッコ列車休止以来の試みではないでしょうか。
美濃太田8時58分発のため、1時間前からホームに待機し、
なんとか無事ボックスシートを確保して、郡上八幡への旅が始まります。
今回はお盆が土日に入っているので1日フリーきっぷ2000円を利用できました。
列車はナガラ201形の古い車両で窓を開けるのも大変でしたが、
添乗の方の協力を得て窓を開け、長良川の景色を満喫しました。名古屋弁の解説も楽しかったです。
郡上八幡到着は10時29分。今回は家族の案内なので効率よく郡上を回るため、
まずは駅からタクシーを拾って、郡上八幡城へ向かいます。
八幡城は標高354mの八幡山山頂にあるので、ここは徒歩の登りがきついのです。
今回は郡上八幡城+郡上八幡博覧館と4施設のうちいずれか選べる入館券、
さらに特典2つついた1000円のセットクーポンを購入しました。
郡上八幡城は小関氏の長女ゆきの嬢が気に入ったようで、
早くも鉄道ばかりでなく歴史アイドルの片鱗をみせています。
城からは山を下って城下町プラザで休憩後、博覧館へ。
ここで下手くそな紙芝居を披露しました。
博覧館では踊りの実演があったのですが、ゆきの嬢はお昼寝タイムに入って眠ってしまいました。
続いて名水で知られる宗祇水を案内したのですが、
近くの小駄良川に目をつけたゆきの嬢は、他の水ガキたちに触発されて、
水浴びを始めてしまいました。本当にぽにょですね。
そのままずっと水浴びをしたがるゆきの嬢でしたが、
次の食事処『大八』を案内。ここで僕は鮎の塩焼き定食2800円を食します。
今回は車でなく汽車での来訪なので、小関氏も昼から生ビールで乾杯します。
食事後、新橋を経由しましたが、昨年は事故で禁止されてしまった、
橋上ダイブも復活しており何よりです。
郡上八幡旧庁舎記念館やいがわ小径も寄りつつ、
最後の施設は遊童館を見学し、町家伊之助で特典の郡上サイダーをもらって、
郡上八幡駅へ戻ります。しかし、さすがに駅までの道のりは遠く、
ゆきの嬢はお父さんの背中で眠ってしまいました。
そして汗を流しに寄ったのが、みなみ子宝温泉です。
ここは鉄道利用者は入湯税50円で利用できる温泉で、
ひと風呂浴びてから再び郡上八幡へ向かい、郡上踊りを見学。
小関ファミリーは終列車になる郡上八幡20時57分で、
宿泊先のルートイン美濃加茂へ戻りましたが、僕は93年以来の徹夜踊りへ。
といっても今回は白鳥おどりも見たかったので、
22時25分発で美濃白鳥へ行きます。こちらも郡上と並ぶ徹夜踊りです。
しかし、驚いたのは知名度や踊りの規模は郡上に劣るにしても、
若者の参加が多く、交流の場となっていることです。
動画を撮りましたが、まだ整理しきれていないので、
ようつべの動画から借りますが、これぞ白鳥おどり「世栄」です。

この徹夜踊りが男女の出会いの場という伝説を聞いていましたが、
なるほどと実感しました。ただし、踊りに参加しないと交流は生まれないでしょう。
18年前は郡上の徹夜踊りに参加したshugoroさんでしたが、
今回は腰痛がひどくて参加を自粛しました。
先日の引越しで腰を痛め、ギックリ腰の爆弾を抱えていたからです。
それともうひとつ思ったのは、やはり普通の服にスニーカーではおもしろくありません。
やはり浴衣に下駄でないと踊りは楽しめないといえましょう。
来年こそは浴衣と下駄を装備して郡上と白鳥の徹夜踊りに参加してみようかな。
今回は見学と撮影だけにして何度か駅に戻り、駅のベンチでも仮眠をとりながら、
翌朝の美濃白鳥4時20分発まで白鳥で過ごしました。ということで明日へと続きます

今回の写真郡上八幡を満喫するゆきの嬢をテーマにしたものをUPします。
左から柳町の水場、城下町プラザのトマト、いがわ小径です。
さすが鉄娘界のシャーリー・テンプルと云われるだけあっていい表情していますね。
東京のコンクリートロード(By月島雫)より、本当に郡上で住めるといいですね。
あっ、正面の写真を見たい方は『乗って残したい赤字ローカル線は今?I・II』(インフォレスト
お買い求めください。本書の巻末に載っています。


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