『龍馬伝』第46回「土佐での大勝負」

だーっ、やっと終わったよ〜。って『龍馬伝』でなく1冊分の仕事です。
とくにここ1週間は入稿作業で、睡眠2時間モードで何度意識を失ったことか。
いや〜確実に寿命も縮まったことでしょう。
といってもまだ2冊残っているので、後半戦突入といったところでしょうか。
積もる話はいろいろありますが、まずは録画を観た『龍馬伝』から。
前回はワースト更新にはなりませんでしたが、
それでももう15%台とは、完全に大河ドラマ沈没状態ですね。
今回は龍馬最後の里帰りで、山内容堂公への直訴です。
そして実家で家族との対面。すでに継母もなく、
春猪にはもう子も生まれており、わずか数年とはいえ時代の流れを感じさせます。
そういえば弥太郎の一家も尋ねてきましたね。
大政奉還を容堂に唱えたのは後藤象二郎なんですが、
ドラマなので龍馬になってしまいましたね。
将軍も大名も消す。何が残るのかという異国と渡り合う日本人といい、龍馬泣きます。
嗚呼、これって尖閣ひとつ守れない今の日本政府に対する皮肉でしょうか。
で、龍馬も大仕事終えたら家に戻ってくるといいます。
なおも悩み続ける容堂公に後藤が
「殿様がお覚悟をもって建白されるなら意義を唱える家臣などいない」
といい、容堂が後藤に盃渡す。このシーンはいいですね。
で、ついに容堂公が建白書を書き、龍馬に「なぜ書くとわかった」と問うと、
龍馬が「大殿様は武市の獄にきた」と言い、
本当は下士にも施しをかける優しい殿様っていうオチですかい。
武市の獄に来たのもフィクションならばもうどうでもいいやという感じですね。
で、ついに容堂公に大政奉還の建白書を書かせた龍馬は、
桂浜で乙女との対話。蒸気船で土佐へ戻ってきて家族で世界を回るとか、
久々に乙女とチャンバラ遊びをする龍馬。まぁこの回はあってよかったか。
あと桐野作人先生の『膏肓記』も併せてお読みください。


史跡紀行では龍馬ゆかりの高知市として中城家や五台山、坂本家墓所が紹介されました。
中城家や五台山は未訪ですが、坂本家墓所は昨年9月に訪れています。
この墓所は丹中山(たんちやま)の開発で移転したところですが、
この史跡公園の整備のために歴史写真家の前田秀徳先生が奔走したところです。
せめて墓地を紹介するなら、このことにもふれてほしかった気がします。
前田先生は初訪問したストレンジャーの僕にいろんな場所を案内してくれ、
夜は穴場の料理屋で一杯飲めて楽しかったです。
前田先生の大作『龍馬、原点消ゆ。』(三五館)は必見です。
今回は前田先生の功績を称えて坂本家墓所の写真をUPします。

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