『龍馬伝』第28回「武市の夢」

がーん! 選挙速報で時間変更になっていることを忘れ、
17日の再放送録画でようやく消化しました。
しかし、この日は取材で炎天下を10キロ以上歩いたから、
疲労でバタンキュ〜。更新は18日になってしまい、
また、この日も出かけてしまうので再度録画です。


本題です。どうもここんところ弾圧や牢獄など、
泥臭い(映像的にも)シーンが続いてしまったため、
視聴率は17%とワースト更新。僕のように見忘れがいたかもしれませんが、
過去3回が17%台ではやはり苦戦しているのでしょう。
今回のメインはなんといっても山内の大殿様が牢獄の半平太に面会です。
この創作は桐野先生の『膏肓記』でも批判していましたが、
なんか容堂公の株を下げてしまった気がします。
容堂が時流を読める英明な君主だが、徳川家への忠義が捨てられず、
その忠義心が半平太と似ているということで自己嫌悪のすえ、
龍馬が東洋暗殺を名乗り出ると、すぐにウソと見抜き、
大殿様自ら牢獄の半平太に会いにいく。
ここで容堂公の本音が聞けた半平太がついに東洋暗殺を自白。
容堂自ら短刀を渡し、切腹を命じます。
まぁ、これで切腹するだけならまだしも、またも龍馬が登場。
龍馬の捜索で国境中に借り出されて、城の中はもぬけの殻ですかい。
あの簡単に牢獄に面会できてしまうのは、
家なき子』ですず(安達祐美)が簡単に刑務所から脱獄できてしまったほど、
滑稽な警備体制なのですね。せめて上士に賄賂を渡すとか芸当が欲しかったです。
で、その捜索網をいとも簡単に突破し、
まるでワープしたかのように京都あたりに戻っている龍馬。
ここでようやく「日本をせんたく」と云ってますけど、
これって2年前の話で時期的にもズレが。
唯一の名場面は半平太の切腹シーンでしょうか。
まぁ、こんなシーンばかりではレキジョが離れていく気がしてなりませんが。
ということで第二部終了で、第三部へ。しかし、この低視聴率では先が思いやられますなー。


史跡紀行では高知市武市瑞山殉節の地や瑞山神社の半平太と富夫妻の墓などが紹介されました。
殉節の地は昨年7月、瑞山神社は昨年9月に取材しています。
瑞山神社は市郊外の仁井田にあり、車がないとアクセスは不便。
朽ち果てたミニ資料館があったけど、ブームで整備されたのでしょうか。
ということで武市瑞山殉節の地碑と半平太と富の夫婦墓をUPします。

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