『龍馬伝』第32回「狙われた龍馬」

昨日は秋葉原で私用の打ち合わせがあったので、
録画しておいたのですが、原稿を書いてから観ようと思っていたら、
睡魔に襲われて原稿も終わらぬまま眠ってしまいました。
本日、ようやく観てからUPします。
今回は龍馬と慎太郎が西郷を訪ねに京都へやって来て
寺田屋を舞台にしたものでしたが、
寺田屋事件の前にこれをやってしまっては寺田屋事件の意義が薄れてしまうんですが。
しかも、お龍をめぐる近藤勇との三角関係に加え、
なぜか千葉重太郎まで登場して、さらにお龍をめぐる関係が複雑に。
しかし、どうせなら無骨な近藤よりイケメンの土方歳三にしたほうがよかったのでは。
遊郭でもない船宿に近藤勇がお龍目当てで通うというのも変な話。
しかも、龍馬が「西郷伊三郎」の変名を使って、近藤の部屋にいきなり尋ねてくる。
で、酔ってるとはいえ、あっさり龍馬に倒される近藤。
お龍が沸かす風呂に入っている龍馬を覗き見する重太郎。
で、なんでこの時点で「佐那が可愛そうだから江戸に戻ってきてくれ」なの?
しかも夜になって近藤が起き上がり、寝込みの龍馬を襲う。
そこをお龍が止めに入り、近藤は引き下がる。
というかこの時点で伏見奉行所が登場してもおかしくないでしょうが。
結局、重太郎はお龍と龍馬の関係を知ったか、あっさりと帰り、
朝餉を食しているところ慎太郎がやって来て、西郷との面会が実現。
西郷が「もうムリ」というところで、龍馬が手土産として、
軍艦10隻とミニエー銃を長州にもっていくことを提案。
西郷があっさり飲んで薩長同盟の下地ができるって、そんな単純なものかいな。
第一、同盟する前に手土産として武器を渡したら、
それこそあとでアメリカに反抗するアルカーイダになってしまうだろが。
でも、実際歴史は繰り返しているので、それでよいのかな?
あと桐野作人先生の『膏肓記』も併せてお読みください。


史跡紀行では中岡慎太郎ゆかりの地ということで、
高知県室戸市中岡慎太郎像や北川村の慎太郎生家、松林寺跡などが紹介されました。
室戸市も北川村も未訪の地ですが、別の取材特派員が訪れていますので、
今回は室戸岬中岡慎太郎像および生家、生家にあったスタンプをUPします。

坂本龍馬創世伝』(メディアボーイをまだ購入していない方は、
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≪追伸≫
8月1日に別れを惜しんで乗った伊勢湾フェリーの存続が決定したようです。
とりあえずよかった。この勢いで名松線も復帰してくれるといいのですが。


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