雨に祟られる巣鴨で

本日は久々に巣鴨へ打ち合わせ。昨日までに企画を1本作成していたのだが、
前から別の人に頼まれていた企画をもう1本作成できました。
頭が冴えている時はまぁこんなもんです。もっとも叩き台でしたが。
ところがいつも巣鴨へ版元に打ち合わせに行くときは雨に祟られます。
こういうときに限ってプレゼン用の本を抱え込んでいるから大変。
やはり会議の争点は本の定価と部数の問題。
取次ぎが本をとらなくなってからというもの、
部数を絞るようになり、定価に跳ね返ってきます。
本の定価が高いなら、それに見合う内容でないと読者は食いつきません。
本の定価をいかに下げて市場に出すかですが、
いかんせん、制作コストの問題に絡んできます。
コストが下げられれば外注に出すコストも減らさざるを得なくなり、
最終的には内部原稿の割合が高くなってしまいます。
最近は著者さんがギブアップされると、納期間に合わせるために僕が書くこともありますが、
これは正直、作業効率を低下させることになってしまいます。
そんなジレンマを抱えつつも、地図の制作コストを捻出しようとすればやむを得ないことで、
いかんせん月刊誌でなくても、月1冊ペースでやっていかないと自転車操業は大変なのです。
ということで雑誌3冊、書籍3冊の企画がどう動くかわかりませんが、
デジタル技術の高いデザイナーさんはやる気満々。
そうなのです。古いバージョンを使っているデザイナーだと作業効率悪いのです。
だから先方でデザイナーを指定されるとめんどくさいことにも……。
打ち合わせ終了後、そんな話をしながら一杯やってたらいつの間にか22時に。
なんか昨日に比するとまた寒くなってたまりませんが、帰りには小雨になっていました。
あと1冊書き下ろしがあるので、この書き下ろしをやるには、
その作業をする専用の机が必要なのです。まずは書斎づくりから。
週末は事務所の模様替えから始まることになりそうです。


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