『龍馬伝』第13回「さらば土佐よ」

ガビ〜ン! あれだけドラマのデキがすばらしいのに、
前回はつ、つ、ついに視聴率17.7%と、初めて20%切っちゃった。
大した裏番組はないと思ったけどどーして?
まさかオリジナルの進行に一般視聴者はついていけなくなったとか?
歴史関係の仕事している僕が「なるほど」とうなづくぐらいですから、
一般の視聴者には難しく感じられたのでしょうか?


本題に入ります。武市半平太が龍馬に東洋の暗殺指令を出し、
龍馬は「東洋と会っておかしなことを云ったら斬る」と半平太に云います。
で、同じく後藤象二郎から龍馬の暗殺指令を出された弥太郎。
さすがに剣ではムリと分かっていたか、象二郎から毒を渡されます。
で、茶店で龍馬に会う弥太郎。ちょうど席を立つ隙にお茶に毒を入れる弥太郎。
龍馬が毒を飲み倒れる想像シーンまで出て息をのむ瞬間です。
だが、龍馬が茶を飲もうとする寸前に止めてしまう弥太郎。
弥太郎はすべてを打ち明け、これを東洋の指令と思い込みます。
しかし、東洋に会った龍馬はこれが誤解と分かる。
土佐のことを思う東洋に対し、「土佐だけのことを考えるのはできない」という龍馬。
東洋は半平太を無能呼ばわりしましたが、下士でも有能なものは取り立てるといってます。
一方の弥太郎は龍馬暗殺失敗を憂い、妻をはじめ家族に土佐脱出をはかりますが、
妻も反対する始末。と思ったら東洋の使いがきて不問にされました。
その頃、沢村惣之丞が龍馬に脱藩を勧め、思い悩む龍馬。
最初は兄が反対していましたが、家族全員脱藩を認めたようで、
あの次姉の栄が龍馬に刀を渡して自害するシーンは採用されませんでしたが、
龍馬が家族に対して「ごめんちゃ」と泣くシーンはよかったです。
龍馬の脱藩は文久2年(1862)3月24日、東洋の暗殺は4月8日。
龍馬の脱藩シーンが描かれなかったのは残念ですが、
雨の中の東洋暗殺シーンはなかなかシリアスで迫力がありました。
いちおう一刀流を学んだ東洋もあっさり斬られるわけではなく奮戦しています。
これで東洋さんは舞台から消えてしまうわけですが、
これだけ東洋を人間的にうまく描いたドラマはこれが初めてでないでしょうか。
第一部はこれにておしまい。第二部にも期待しています。
個人的には佐那ちゃんとのラブロマンスを……。


史跡紀行では高知市和霊神社檮原町の維新の門などが紹介されました。
和霊神社は昨年9月3日に、維新の門は昨年9月5・6日の両日訪問し記憶に新しいところです。
とくに和霊神社は大変分かりにくいところにあって、
地元の前田先生の案内がなければたどり着けなかったところでした。
それでも訪れる龍馬ファンはあとを絶ちませんでしたが。
今回はスタンプがないですが、和霊神社と維新の門の写真をUPします。

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