天竜浜名湖鉄道(3月27日)

shugoro2010-03-30

時間軸がずれてしまいましたが、先週土曜日は出張校正先から
タクシー帰りのあと、執念で青春18の1日目を使うことにしました。
しかし、有効期限は4月10日。1日も使っていないなら払い戻しもできたのですが、
その手数料をケチったわけでもなく、もう本当に消化という執念に燃えています。
今回の目的は92年の取材以来となった天竜浜名湖鉄道です。まずは行程を。


東中野432→436新宿442→501品川510→621小田原622→645熱海649→
900袋井908→916掛川930→953遠州森1025→1047天竜二俣1145→
1146二俣本町1246→1340三ケ日…(レンタサイクル)…気賀1620→
1702新所原1720→1744浜松1751→1901静岡1930→2128国府津2136→
2258新宿2307→2311東中野


寝る鉄を自称するshugoroさんでも、
さすがに今回の仕事帰りで行くというのは無理があったか、
掛川で降りるつもりが寝過ごして袋井まで行ってしまい、
天竜浜名湖鉄道の列車1本乗り損ねます。
気を取り直して掛川に戻り、1日フリー乗車券1500円を購入して、
18年ぶりの天竜浜名湖鉄道に乗り込みました。
最初の下車駅は遠州森駅。18年前の取材では原田〜遠州森間で、
車内販売をやっていたのですが、今はすでになく駅前の店も跡形もなくなっていました。
駅の食堂店舗なども、当時とは変わってしまったものもあります。
遠州森は森の石松の墓がある大洞院や以前取材したアクティ森に行きたかったのですが、
さすがに時間がなく、周辺を軽く散策・撮影して天竜二俣へ。

天竜二俣駅ではちょうど転車台・車両基地見学をやっていたので、
100円払ってこちらも見学。普段は立ち入りできない貴重な敷地内が見学でき、
ターンテーブルの可動(写真左)も見れて楽しかったです。
欲をいえばやっぱりSLの転車が見たいんですけど、
隣の大井川さんに頼んでSLを走らせてもらえないものでしょうかね。
このあと一区間乗って二俣本町へ。歴史メインは二俣城跡でしたが、
観光案内所でパンフをもらっていたので、先に信康廟のある清瀧寺へ。
そして目的の二俣城跡(写真右)を撮ったときはかなり時間ギリギリでしたので、
列車を1本落とそうとも考えましたが、結局ダッシュして次の列車に乗り込みました。
次の目的地は三ヶ日。ここでレンタサイクルを借り、気賀で乗り捨てします。
しかし、2時間半足らずでどう動いたかというと、まずは逆方向へ向かい、
奥浜名湖と尾奈(ウナギトイレ)に寄り、また引き返して気賀に向かったのです。
そして都筑(ゾウトイレ)・東都筑(ミカントイレ)・浜名湖佐久米(ウシトイレ)と撮影。
浜名湖佐久米でちょうど列車が来たので湖畔の列車(冒頭写真)も撮影できました。
そして寸座・西気賀と順調に撮影しましたが、油断したのは西気賀〜気賀が意外に距離ある。
距離を調べもせず、「西」とつくぐらいだから駅間は短いだろうと思っていたのが誤算。
天竜浜名湖線の沿線は結構峠があって坂が多くて疲れました。
結局、線路の距離でも三ケ日〜尾奈〜気賀で15キロはありますから、
これを2時間半で走破したので膝がガクガク。結局、気賀関所と気賀駅の写真は撮りそびれ、
しかも返却するはずの気賀駅には駅員がいない!
仕方ないのでワンマンの運転士に事情を話して自転車を返却し、
なんとかギリギリで飛び乗りました。本当に綱渡りです。

今回の駅弁は貴重なものが食せました。天竜二俣駅のまいたけ弁当950円(写真左)
三ヶ日駅の奥浜名湖づくし980円(写真中央)新所原のうなぎ弁当1575円(写真右)です。
第3セクターでこれだけ駅弁が入手できるのは珍しいですが、
限定および予約販売だからできるのでしょう。
天竜二俣駅はどんこ弁当もありましたが、車両基地見学後に買おうとしたらすでに売切。
三ヶ日駅は本来予約販売ですが、たまたまキャンセルが出て買えました。
飛び込みで購入できたのが、僕が初めてだったようです。
そして新所原はウナギ屋さんのうなぎ弁当。これは以前にも食したことがありましたが、
やっぱり国産うなぎは(゚Д゚)ウマー
奮発して特上を購入し、できたてアツアツを帰りの車内で食しました。
帰りはもちろん静岡発東京行の373系。リクライニングもあって寝る鉄には最高の車両。
最近は午前様で帰るのもきつくなりました。というより373系が楽なんですね。
しかも国府津湘南新宿ラインに乗り継げますし。
まぁ、新宿で中央線への乗り換えは結構大変ですが。


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