今冬もＪＲ筒石駅からのＤＭにつられ、
郵送料で900円で余分にかかってしまうことは知りつつも、
またまた買ってしまった冬の青春18きっぷ。
あの赤券といわれる貴重な常備券である。
これを首にかけていると、青春18族に時折呼び止められることもあったっけ。
今回はしかも領収書の確認で直接電話までかかってきた。商売熱心だなこの駅は。
きっぷのほうは12月５日に届いていた。
冬の利用期間は12月10日〜１月20日。昔に比べて期間が延びた。
しかし、冬はいかんせん陽が短いのがネック。
しかも始発で行ってもホームでの電車待ちが寒くて辛い。
すでに昨日から利用開始日は始まっていたのだ。
しかし、未だ年末進行のスケジュール終了のメドはまったくたたず。
いまだにどこへ行こうかなんて考えもつかない。
５日間を使い切る自信（執念）だけはなぜかあるが。
本日は夕方から五反田へ出張校正に出かける。
雑誌の原稿はあっけなくスルー。それにしてもひどいデザイン。
あんなのでいいのかと思いながらも、自分の力作は全然売れてなかったりするので、
本なんて何が読者をつかむのかわからない。玄人受けはいいのだが……。
まぁ、売れなくても自分のモチベが維持できてつくれたものならそれでよし。
編集なんてしょせんは自己満足なのだから。
もっといえば質なんて考えず、本を出しさえすればいいという発想。
正直、今年の異常ブームは疲れ果てた。
しかも仕事があるのに、下手に長期化してしまい回収率が悪い。
版元担当者が原稿をくれないので、僕が催促する形に。
向こうも他の本と並行しているのだから仕方ないけど何か変。
ブームなんて結局、質はどうでもよく本を出しさえすればいいものなのか。
バブルがはじけて焼き付いた時のほうがよほど怖いが……。
昔はあれほど騒がれ出まくった「青春18」の関連本も、
高速道路の影響と夜行の廃止ですっかり下火。
どーでもよい机上のモデルプランなんてもうなくなってしまった。
