『天地人』第42回「将軍誕生」

直江状」以降、視聴率が下降の一途をたどっている『天地人
なぜ、関ヶ原から大坂の陣まで2〜3回でスルーしないのでしょうか。
ホームドラマでは苦しくなってきました。今回の主役は信玄の娘・菊姫様です。
伏見屋敷に人質として入っていた菊姫お船ですが、竹松が病に倒れるとお船に帰国を命じます。
で、子の産めない菊姫が景勝に「側室をもて」と催促。
そんな矢先に血を吐いて倒れてしまいます。
ちょうど上杉家は家康の将軍宣下の挨拶で江戸に来ていたところでしたが、
菊姫の容態を知ると景勝は京都へ駆けつけます。
まぁ、ドラマの主旨としてこういう夫婦愛をやりたかったんでしょうね。
景勝は養子を迎えようとしますが、菊姫はこれに反対。
その一方で江戸にいない景勝に対して遠山康光が兼続を攻め立てる。
妻の見舞いに行った景勝に対し、家康は「あり得ん」と一言。
兼続はそれが「上杉の真髄」などとほざきます。
そこに伊達政宗登場。兼続にライバル意識剥き出し。
あの小判やすれ違うエピソードは採用するのでしょうか?
景勝は家康と対面後、京都の公家の娘(四辻氏)を迎えますが、
菊姫が主役なので完全にスルー。慶長9年(1604)に秀頼に年始の挨拶にうかがう際、
菊姫の訃報を聞きますが、景勝はあえて秀頼に対面。そこで挨拶につまり涙を流します。
菊姫は米沢へ兼続宛の手紙も出しており、お船を出させたことに対する詫びが書かれ、
お船が涙するところを竹松が涙をふく家族愛といったところでしょうか。
若い頃はおてんばな菊姫様でしたが、人質で京都に置かれて以降、
一度も帰郷できなのかったのは悲しい話ですね。このへんは篤姫みたい。


史跡紀行では山形県米沢市を小出しに紹介する模様。
今回は芳泉町の武家屋敷と直江石堤などが紹介されました。
直江石堤は昨年10月に訪問しましたが、草ぼうぼうできれいに撮れませんでした。
芳泉町のうこぎの生垣の武家屋敷は行きそびれました。
今回は関連スタンプがありませんが、直江石堤と米沢市提供のうこぎの生垣をUPします。


≪訃報≫
86年の菊花賞メジロデュレンが15日、長野県スエトシ牧場で老衰のため死去。享年26。
同馬の現役時代は観ていなかったけど、メジロマックイーンの兄で知られてましたね。
もっとも門別SSで種牡馬になったものの、94年には種牡馬引退。
ノーザンホースパークで乗馬になりました。あの頃はまだ乗馬に偏見があったのか、
種牡馬引退でタマを抜かれてセン馬にされたことが反響を呼んだ時代でした。
まだ、余生を過ごせただけマシで、もっと悲惨に肉になった種牡馬などいくらでもいます。
その後、静岡県つま恋乗馬クラブに移動し、さらにスエトシ牧場に移って余生を過ごしていました。
半弟のメジロマックイーンはすでに2006年4月3日に20歳で亡くなっており、
その父メジロティターンも先日13日に31歳で亡くなったばかりでした。ご冥福をお祈りいたします。

(写真/JRA)

メジロデュレン 1983年生 鹿毛
フィディオン/母メジロオーロラ/母の父リマンド
通算21戦6勝。86年菊花賞(写真)、87年有馬記念


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