『天地人』第44回「哀しみの花嫁」

カウントダウンも進み、なんとか完走するため気力だけで観続けている『天地人』ですが、
意外にも視聴率のほうは、ここにきて回復しているようで、
どうも僕と一般視聴者の方々との隔たりを感じています。
やっと本多政重とお松の結婚。ここまで随分話引っ張りましたが相変わらずスローな展開。
政略結婚で覚めた小吉に改名した政重とよき妻であろうとするお松。
小吉が愛の兜を取り出すところで、竹松と遭遇。
「わしが憎くはないのか」と問う政重に対し、
「よいのです」とえらく分別ある子ども店長
しかし、治水で困った兼続は地元出身の伊達政宗に教えを乞いに行く。
そんなとき、兼続の娘のお梅とお松が立て続けに亡くなってしまう。
このあと竹松にも先立たれているし、兼続・お船夫婦の悲劇はここですね。
妻が亡くなったことで縁の切れた小吉は竹松に跡を継がせるよう兼続に進言しますが、
兼続はお松の編んだ服を渡し、さらに鉄砲の鋳造場所へと連れてゆく。
ちょうど家康が秀忠に将軍職を譲るタイミングで、豊臣と徳川のどちらにつくかの回答で、
「我らはどちらにも与しない、天下は誰のものでもない」
って、米沢は武装中立をうたうスイス国家ですか。
で、小吉にも直江家への残留を求める兼続ですが、史実では小吉はこのあと、
兼続の姪で実頼の娘・お虎と再婚するんですね。ここはドラマで採用しそうにありませんが。
そのあと、政宗が米沢に来訪し、国づくりをみて感心します。
それは米沢のいいPRになったとは思いますが。
で、次回はいきなり時代を飛ばして大坂の陣ですか。


史跡紀行では山形県長井市朝日軍道、總宮神社および南陽市熊野大社が紹介されました。
両者とも未訪の地なので、写真は撮影していませんが、
昨年の取材の際に米沢市から提供してもらいました。
結局、毎度のことですが紙面の都合でコンプリはムリなんですよね〜。
今回は米沢市提供の總宮神社・直江杉とJR赤湯駅のスタンプをUPします。
そういえば天地人直江兼続紀行のスタンプラリーで盛り上がっているようですが、
こちらはひとつも押していません。博覧会は毎年行きそびれています。


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