『天地人』も残すところあとわずかとなってきました。
それにしても観続けるのは辛い。眠気が襲ってきて……(笑)。
時代は慶長9年(1604)、景勝の子玉丸が生まれるところから。
生母もすぐに亡くなってしまうのでお船が育てることになるんですね。
さて、本多政重との養子縁組で京都へ使者に立った兼続の弟実頼ですが、
福島正則に「腑抜け」と責められる始末。あんたも十分家康の犬になっているはずなんですが。
で、実頼から音沙汰ないので、兼続は泉沢を派遣し、
2人で本多正信に面会するのですが、ここで実頼はいきなり縁組を断ってしまう。
そこを榊原康政が「謀叛の兆し」とイチャモンをつける。
あれ、榊原って武闘派では? で、なんで仲悪いはずの正信と一緒にいるの???
この突っ込みどころこそ、正信の息子正純の出番でなかったの?
で、この処分として実頼の首か、景勝嫡子を人質に出せといわれる。
そこへ謝罪に行く兼続。でもって正信のとりなしで高野山追放にとどまる。
史実だと実頼は養子縁組に反対し本多の使者を殺してしまい出奔するんですけど、
兼続の弟がこのような狂気に走るのを嫌ったせいでしょうか。
いっそのこと切腹して兼続が泣くほうがドラマチックだったような気もしますが。
で、高野山の実頼のもとへ、九度山に蟄居されている真田幸村がやってくる。
オチはここかい。いくら隣町とはいえ、幸村も自由行動が許されているんですね。
史跡紀行では和歌山県高野町の高野山が紹介され、
信長や謙信の墓なども登場しました。残念ながら高野山は未訪ですので、
今回はスタンプも写真もありません。あしからず。
だんだん無味乾燥になっていく『天地人』ですが、
このあと引き続きK先生や神田陽司さんオススメの『JIN-仁-』第3話を観てしまいました。
ノンフィクション派の僕としてはファンタジア系に抵抗あったのですが、
創作とはいえ歴史が忠実に再現されていて、ストーリーもおもしろい。
しかも喜市役の伊澤柾樹は「こども店長」を完全に上回っている!
内野勘助ならぬ内野龍馬がものすごくはまっている。
あかん、これでは日曜は2時間もテレビ漬けになってしまうぜ。