小さな民主政権の「ぶるぼん王国」だが、
非武装では平和を守ることはできない。
今回も某社とのやりとりは泥沼化し、日中戦争の様相を呈していた。
窓際で定年までの椅子を守り続ける老害担当者。
これまでにも再三再四、不条理な要求に堪えてきたつもりだが、
ついに「ハル・ノート」ならぬ「ハゲ・ノート」（不毛の意）を突きつけられたので、
こちらも祖国防衛のために「直江状」を出して開戦を決意するに至った。
最初からデザイナー指定してくる時点でおかしいと思っていた。
大体、向こうからデザイナーを指定してくる場合は、
ピンハネであったり、自分のいうことをきくデザイナーであったり。
あまりにも技術が劣っていて、あがってきたデザイン見て閉口してしまった。
今回の原因はイラストの書き直しが発端だが、
「ではどういうイラストがいいか、見本を出せ」というと、
出てきたのはものすごくヘタレなイラスト。
その理由は取材した寺の坊主が気に入ったから。はぁ〜？
「坊主が屏風に上手に坊主の絵を書いた」
と早口言葉が３回も脳裏をよぎってしまった。
まぁ、取材されればよほどのことがない限り、
お世辞でも気に入らないことなどないと思うのだが。
このださいセンスに呆れ返ってしまった。
もうすでにこの本をつくる気力は完全に薄れ、
協力してもらったフリーの編集者にも大変申し訳ないことをしたと思っていた矢先である。
かつてウルトラマンのハヤタ隊員はＦさんの権利を守るために、
戦い玉砕していった。美しき愛国心ならぬ愛本心である。
その遺志はハヤタ隊員が遺してくれた500ｔ級ミサイルによって受け継がれる。
「リメンバー・パール・ババー」
そういえば先日、大手版元にスタンプ爆弾を投下したばかりだったな。
戦いは止むことなく続く。
≪追伸≫
本日は19時より有楽町のニュートーキョー数寄屋橋本店９Ｆの『ラ・ステラ』で、
ＪＲＰＳの写真展オープニングパーティーがあったので参加。
どん行会のメンバーやかつてお世話になったカメラマンや編集者にも久々に再会。
なんと参加費無料という大盤振る舞い！
しかも、サワーのフリードリンクまであってあら嬉し。
人間とはさもしいもので、こういうときはダイエットを忘れて、たらふく食べてしまう。
とくにサワーを飲みすぎて日記も更新できずダウン。
また、明日から絞り直しとなりそう。トホホ……。
