火中の栗を拾わせるH津氏

まさか昨日、新卒での就職相談を受けた自分が、
某社公募にエントリーすることになるとは思ってもみなかった。
原因はH津氏である。H津氏は火中の栗を僕に拾わせようとしているのだ。
これでパスポート更新用に撮った自分の余分写真を有効に活かすことができた。
免許でもパスポートでも余った写真なんて使い途ないからなー。
そのうち古くなって使えなくなり、机の中から遺影のように出てきたりする。
履歴書なんて書くのは何年ぶりになるであろうか。
やっぱり文字の大きさを間違えたり、書き間違いで何枚も書き直す。
キーボードばかりに頼っているので字も無茶苦茶下手になった。
一応、書道・硬筆有段、ペン字3級なんだけど恥ずかしくて資格欄に書けやしない。
自動車普通免許だけとは寂しい限り……。


編プロが不況になって実質解雇されたとき以来だからなー。
当時は競馬週刊誌で募集していたので履歴書送ったら、
年齢制限とか屁理屈をつけられ、あっさり書類選考で落ちたっけ。
合否を通知するといってしなかったから、電話で文句つけて履歴書返してもらった。
もうその競馬週刊誌もとっくに休刊になっているけどね。
競馬バブルの頃って結構、新雑誌創刊する際に周囲からヘッドハンティングなんてあったけど、
某競馬雑誌の編集経験者程度の実績ではお呼びはかからなかった。
その一方でライバルのヤマニンミラクルは、当時は僕の3倍以上の収入があったな。
早熟だったからいつの間にか消えてしまったけど。
でも、まさか僕に音楽雑誌の編集をやってくれと持ちかけられたときは驚いたね。
音楽なんて全然知らんのに。


もし、この情報をH津氏がもってこなかったら、
そのまま再びエントリーの機会を失い後悔していたかもしれない。
マメにネットをチェックしているつもりでも結構見落としているからだ。
青い鳥症候群ではないが、男はいつも浪漫を追求するものなのか。本当に阿斗な生き物だね。
現実主義者の僕には似合わないが、呼びかけて周囲2人にもエントリーさせてしまった。
H津氏の火中の栗は反響が大きすぎる。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる? 当たれへん、当たれへん。
でも馬券だって買わない限り、1000万馬券は獲れないぞっと!
果たしてエントリートリオの運命は如何に? 3阿斗トリオにならなきゃよいが……。
しかし、こうも火中の栗ばかり拾っていては、いつかは自分が焼死してしまうだろう。
H津氏は骨をちゃんと拾ってくれるのであろうか?


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