さようなら山海小学校

3月に入ってすでに1週が過ぎようとしている。
先週というより今週はみっちり出張校正に時間をとられたため、
雑誌の入稿作業が遅れに遅れてしまい、明日までにデザイン入れせねばならず大変である。
パブリッシャーがいかれてしまったため、ワードに写真データを貼り付けて、
急場をしのいだが、終わったのが3時30分でこれからネームを作成せねばならない。


こんな話題ではおもしろくないので本日は愛知県の南知多町立山海小学校の閉校話を。
明治5年(1872)に開校した山海小学校は少子化の影響もあって、
2009年3月をもって内海小学校に統合。137年の歴史に幕を閉じる。
2月21日には閉校記念行事が行われたそうだ。
別に僕とは縁もゆかりもない小学校なのだが、山海は幼稚園の頃、
母の友人の子どもたちと泊まりで海水浴に行ったことがある。
もう40年前の話だが、目の前が海というすばらしい民宿に泊まり、
一生懸命カニを捕まえた記憶がある。
山海は名の通り、山が海岸まで迫るところで、
カニが結構山にいたことを覚えている。陸に上がるカニが多くて、
道路にクルマに轢かれたカニもかなりいた。
イモ洗いの内海より奥にあるし、海水浴場では穴場的存在であったが、
それがかえって禍してか、5年前に友人が亡くなってしまった場所でもある。
結局、僕のほうは山海はあれ以来、30年以上行っていないことになる。
山海は知多半島のわずかに開けた集落でのどかなところ。
生徒数も48人とは少ないが、海あり山ありの子どもにとってはよい環境だ。
しかし、統合される内海小学校までは3キロ以上離れている。
これは小牧市春日寺地区の小牧南小学校への距離より遠い。
果たしてバス通学は許されるのだろうか。
小牧南小学校では電車があっても、校区外ということで電車通学は認めてもらえない。
いつもしわ寄せは子どもにくるもの。大人は足代わりにクルマで移動しているのだから。


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