ヒシアケボノ逝く

まずは忘備録から。午前3時30分頃、祖母が失踪したと実家から電話。
朝8時30分頃、1キロほど離れたところで保護されたらしい。
無事で何よりだが、祖母からみれば急な都市開発で道がぐちゃぐちゃにされたので、
迷ったことだろう。この前も殺人事件のあった小牧市
治安悪化で高齢者が安心して住めるところではないことはたしか。
ひと段落ついたのでやたら眠くなる。20時を過ぎるともうダメ。
その代わり朝は早かった。健康的といえば健康的。13時に護国寺で打ち合わせ。


さて、JRAからの話題では95年のスプリンターズSを制した
ヒシアケボノ号(牡16)がJRA競走馬総合研究所で病死。
ヒシアケボノといえばJRA史上最高馬体重でGI勝利したことで知られ、
よく当時の横綱曙と比喩されていたものだ。
直接観たのは東上してきた95年の京王杯AH(GIII)。
このときは同馬に競りかけたオノデンリンゴが競走中止予後不良になる悲しいレースだった。
中山競馬場で「リンゴ〜」の悲鳴だけが虚しく響いた。
その後、スワンS、スプリンターズSと優勝したが、
以降はパッとせず、馬体重大幅増でより冴えなくなってしまった。
引退後はJBBA日本軽種馬協会の七戸種馬場にいたが、下総種馬場へ移り、
さらに2007年8月27日に茨城県東京大学農学部付属牧場へ移動していた。
外国産馬で血統のよさを期待されたが、これといった産駒には恵まれなかったようだ。


(提供/JRA)

ヒシアゲボノ号1992年生/アメリカ産/黒鹿毛
Woodman 母Mysteries 母父Seattle Slew
30戦6勝(地方1戦0勝)、95年スワンS(GII)、スプリンターズS(GI)(写真)


ご冥福をお祈りいたします。


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