『大奥』

書店には明日から発売ですが、昨日見本誌が届きました。


『大奥』(清水昇・川口素生共著/新紀元社1995円 購入はコチラ

おなじみ歴史作家で著作を多数出している清水・川口両先生による大作です。
①大奥とは、②大奥と将軍をめぐる陰謀、③大奥の歴史、
徳川将軍家の妻妾や生母などの資料編と4部構成にし、
1・2章を清水氏、3・4章を川口氏が執筆しています。
江戸時代の大奥全般について詳しく紹介し、
まさに「大奥大事典」と呼ぶにふさわしい一冊です。
当社は本書の編集および関連写真などを提供しました。
こういうところにも過去に撮影した写真が活きてくるのは喜ばしいことです。
前の[Truth In History]より若干厚みがないと感じられるのは
広告ページがなくなったせいでしょう。
発行部数は少ないし、書店ではなかなか見つかり辛いので、
ぜひここからAmazonで購入ください。1500円以上なら送料無料です。

あと紹介が遅れましたが、本年度も川口先生に贈呈いただいた、
NHK大河ドラマ101の謎シリーズもおすすめです。

天璋院徳川将軍家101の謎』(川口素生著/PHP文庫)620円 購入はコチラ

テーマ別の10章に分けて解説。文章も大変わかりやすく書かれており、
初心者でも楽しく読め、関心をもった項目から気軽に読むことができます。
巻末には略年表・関係人物・関係史跡も掲載されており、
まさに篤姫のすべてが分かる一冊です。天璋院が日本で最初にミシンを使った話や、
夏目漱石の『吾輩は猫である』にも登場する話など
毎度のことながら著者の深い研究成果には脱帽します。


【人気blogランキングへ】