『お江と徳川秀忠101の謎』

shugoro2010-12-21

昨日、今日と執筆に専念していますが、
本1冊書き下ろすとなると、早々に筆も進みません。
年内に済ませられる打ち合わせも数えるほどになり、
もう来年に回る打ち合わせも、ちらほら出てきました。
むろん当社の仕事納めも来週明けまで確定しませんが。
本日は関西に転居した歴史研究家の川口素生先生から、
17日発売の著書(冒頭写真)を謹呈いただきました。
『お江と徳川秀忠101の謎』(PHP文庫/650円)です。
先生は毎年大河関連でこのシリーズを書いていますが、
それ以外でも『千利休』『日本海海戦』なども手がけており、
その先生のパワフルな生産力と行動力には頭の下がる思いです。
今回も10章立てで江がらみの「父母&生家」から「晩年&死去」まで、
細かく解説されており、現地取材で分からない逸話なども紹介しています。
江の最初の夫・佐治一成との間にもうけた子がいたという異説など初耳で、
やはりそこは先生の研究成果の賜物といえるでしょう。
今回は当社制作の『江〜三代将軍家光の母・崇源院』(メディアボーイ
発売も12月29日にずれこんでしまいましたが、
毎年、本書のブックレビューで紹介してきただけに、
タイミングが合わずに掲載できなかったのは残念です。
332ページにおよぶ大作で、先生のフィールドワークの証でもある
撮影写真もところどころに載っています。
川口先生ファンの方はレキジョ・レキオ問わずぜひお買い求めください。


【人気blogランキングへ】