ばんえい行きたいな

これまでサラブレッドの競走ばかりを追いかけてきたが、
北海道のばんえい競馬が存続の危機を迎えているという。
すでに北見・旭川の両市は先に廃止を表明。
岩見沢市も運営を断念したことで、最後の砦は来年3月まで運営される帯広市
なってしまった。いま全国で存続の著名運動が行われている。
それに対し地方競馬全国協会は知らんふり。まったくいい加減なものだ。
僕も北海道には取材で何度か行ったが、残念ながら行った競馬場は門別だけで、
中央の札幌・函館にすら行ったことがない。行けたのはせいぜい人が空いてて
気持ちのよかった静内WINSくらいなものだ。
97年はレンタカーでほぼ全道を駆け回ったが、
それ以降は日高の取材で馬産地めぐりばかり。
あまり歴史の舞台には登場しない北海道なので、ずっと疎遠になっていた。
せいぜい03年に制作した新選組の函館くらいなものだろう。
残念ながらこのときは別のライターに取材を頼んだので、僕は函館に行っていない。
それでもこの年10月にミホノブルボンの取材で日高へ行った。
とはいえ、1泊2日の強行スケジュールで飛行機利用。取材費も結構かかった。
時間があり余った学生時分は周遊券をフル活用して全線乗りに行ったりしたが、
まだそのときは競馬とは疎遠だった。そのときもしも競馬に縁があったなら、
道営競馬を開催していたときの帯広・岩見沢なども写真を撮っておくことができたのに。
時間とお金があれば、まだまだ未踏の地方競馬や史跡の撮影など、
したいことは山ほどある。だが現実は日々の仕事に追われ自由がない。
とりあえず3月までは大丈夫だが、版元も3月決算に合わせて出版計画があるので、
春先の「青春18」を利用しての旅もかなりきつい。今年も行けなかったわけだし。
まあ北海道まで「青春18」というのは、気が遠くなりそうな話だが……。


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