石勝線夕張支線とばんえい帯広競馬場

shugoro2013-09-16

25日中に16日分の写真190枚の整理を終えました。
これで先の取材撮影分がようやく半分終わったことになり、
こちらを早く終えないと23・24日分をPCへ移すことができません。
もうそこまでPCの容量がいっぱいで、新しいPCを買うにも買えず、
先に解決しなくてはならない課題が山積みになっているからです。では16日の行程から。


札幌615→653新千歳空港727→735千歳746→809追分840→
スーパーとかち1号)→858新夕張903→929夕張938→1000新夕張1004→
スーパーおおぞら3号)→1107新得1134→1228帯広1244→1319池田1513→
1544帯広1603→(十勝バス)→1619競馬場1902→(十勝バス)→1918帯広

朝はまだ地下鉄が走っていないので、すすきのから札幌駅までは徒歩で。
大通からは地下通路がJRの駅まで通じており雨はしのげます。
朝は札幌駅で本来乗るはずだった急行「はまなす」を撮影。
運休でなくここまではきちんと運転されたようですが、
どうも最近のJR北海道はちょっとした天候不順で
運休してしまうほど軟弱ですから信が置けません。
とりあえず朝のダイヤは乱れていなかったので、
まずは新千歳空港駅(写真左)を撮影し、そのあと千歳から気動車で追分に出ますが、
追分から新夕張までは普通列車の接続がないため、
乗車券+特急券1130円は持ち出しになります。
最初の目的は87年から26年ぶりとなる石勝線夕張支線です。
終着の夕張駅は二度移転しており、最初に行った時は2代目の夕張駅ですから
3代目夕張駅(写真中央)を訪れるのは初めてになります。
9分の折り返しで慌しくスタンプと撮影をすませて新夕張に戻り、
新夕張から新得は特急しか走っていないので特急券なしで乗れる区間
この区間の自由席はいつも座れないものですが、今回は座れました。
新得から再び普通列車に乗り換え池田へ。
池田に行ったのは駅弁を買うのとワイン城(写真右)に寄りたかったからです。
ワイン城は87年の北海道初訪問の際にめぞうと行ったことがあります。
この日はもう土砂降りで行くのも萎えましたが、
結局はびしょ濡れになりながらワイン城に行き、無料試飲ワインや
有料の試飲ワインなどワインを飲みまくって帯広へ戻ります。
当初の計画ではばんえい帯広を撮影したあと、
石勝線経由で札幌へ戻って宿をとる予定でしたが、
すでに池田駅に戻った時点で台風18号のため特急はすべて運休。
普通列車はまだ走るということでしたので、滝川まで行って駅前の旅館に宿を予約しました。
帯広は土砂降りでしたがばんえい競馬は開催しており、
タクシーは使わず、十勝バスのクーポンで競馬場へ向かいます。

そしてついにばんえい帯広競馬場に到着し、行けずに廃止されてしまった
中津・三条・益田・北見・岩見沢旭川を除いて地方競馬全場制覇しました。
最初に寄ったのは入口にある馬の資料館(写真左)
昔は入館料200円とっていたものですが、現在は無料開放され撮影も自由。
外はひどい雨ですから館内の撮影を重視します。
産直市場とかちむらで200円分のクーポンを使ってからいよいよ競馬場内へ。
入って驚いたのは他の地方競馬場のように単なるぼろいスタンドで
一般客を受け付けそうにない雰囲気とは裏腹に
館内は売店(写真中央)や児童遊戯施設が充実しており、
初心者向けの案内所が設けられているなど、
しょせんはギャンブルとはいえ、観光でも楽しめるプレイランドの雰囲気があったこと。
そしてさらに驚いたのは来場記念スタンプ(写真右)があったことです。
翌日の門別競馬場でも記念スタンプを見つけましたが
競馬場に記念スタンプがあること自体、観光としての姿勢が見受けられます。

スタンド内をひととおり撮影してからはいつものように外に出て
スタンド、パドック、レースなども撮影するわけですが、
土砂降りなのに一眼を酷使したため、ついにレンズ内部が曇って予後不良
途中でレース撮影を諦め、グルメなどは予備のコンデジ撮影になりました。
とはいえ初めてのばんえいで実感したのは、
無茶苦茶おもしろいやん!
映像では絶対に伝わらない迫力とスピードを体感しました。
ばん馬とはいえ、坂がない平地は結構速く、
スタートと同時に小走りで馬たちを追いかけ、
いったんインターバルを取る坂の攻防が楽しく、ゴール手前で動かなくなる馬もいて、
馬以上に騎手の手綱さばきに期待がかかります。
馬券を買ったのは6Rからでしたが、いきなり名前だけで買った
ヒマワリギャルコが勝ち単勝1140円、複勝270円をGET!
7Rも馬連1410円と複勝390円が的中し、馬券ではプラス収支に。
人気馬が結構飛んでいてまったく分からないレースでしたが運がよかったのでしょう。
しかし、バスの時間があるため8Rは諦め帯広駅に戻ったのですが、
なんと普通列車まで運休になっており、帯広から先が動けません。
代行バスも出さず、僕以外にも帯広から動けなくなった乗客が多数いて怒り心頭。
宿は手配するといっても宿代は自前なのですから
「待合室に泊めてくれ」と懇願するおばさんもいましたが
代行バスの手配ができないなど融通がききません。
以前、羽越本線に乗ったとき、やはり運休になりましたが
このときのJR東日本の対応は見事なものでした。代行バスを出して特急券を返却したほか、
別の特急に接続しなかったので、大館から青森までタクシーを出してくれたのです。
青春18」ユーザーだった僕ともう一人の客にまで。
それと比較してもJR北海道の対応はお粗末でした。
これではさらに長距離バスに客が流れても致し方なく、
やはり北海道単独での運営が厳しいなら、早くJR東日本と合併したほうがマシといえましょう。
結局は紹介してもらった帯広駅前のJRインに宿泊。
一泊朝食付で4700円は安いですが、これならばんえい帯広を最終まで楽しむべきでした。

本日のグルメは新得駅のかしわそば370円(写真左)
池田駅弁の十勝牛のワイン漬ステーキ弁当1050円(写真中央)
帯広名物の競馬場グルメの豚丼600円(写真右)です。
かしわそばは食べる予定はなかったのですが、
新得駅に立ち食いそばがあるのは貴重ということで食しました。
新得町はそばの産地ということもあって(゚Д゚)ウマー
池田の駅弁はキヨスクで予約注文し、ワイン城から帰ってきたあとで
できたてのものを食しました。ワイン漬の牛肉が柔らかくて(゚Д゚)ウマー
締めは帯広名物の豚丼で、これも甘辛のタレで漬けた豚肉が(゚Д゚)ウマー
実は競馬場外の店のほうが有名だったらしいのですが、
スタンド内の豚丼でも十分いけました。
今回は無茶な撮影をし、ついにカメラ内部レンズが曇るアクシデントにあいましたが、
温かくすると徐々に内部の曇りがなくなってきたので、
明日の回復に賭けたわけです。いずれにせよばんえい帯広はリベンジが必要となりますが、
今度、帯広に行けるのは一体いつのことになるやら(つづく)


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