いろいろと苦労の絶えない日々ですが、
僕の知り合いがたまたま「カシオペア」で北海道へ出かけた際に
下記の事故により、計画を台無しにされて憤っていました。まずはニュースから。
【江差線脱線:「旅行台無し」乗客ら怒りと不満】
「こんな会社に新幹線の運行ができるのか」「旅行が台無し」。22日早朝、
JR江差線札苅(さつかり)駅近くで起きた貨物列車の脱線事故。同日だけで列車59本が運休、
約6000人に影響が出て、乗客らからは怒りと不満の声が上がった。
同線は本州と北海道を結ぶ物流の大動脈で、経済への影響も懸念される。
レール異常放置などが発覚し、再生途上のJR北海道。
近くでは2年前にも2件の脱線事故が発生しており、
記者会見したJR北海道の幹部は苦渋の表情を浮かべた。
【小川祐希、日下部元美、久野華代、酒井祥宏】
大阪を21日午前11時50分に出発した札幌行き
寝台特急「トワイライトエクスプレス」(乗客121人)に
乗っていた人によると、列車が本来は止まらない木古内駅に停車したのは午前5時前だった。
車掌から状況説明があったのはそれから1時間半たってから。
札幌までの代行バスは午前7時ごろに用意されたが、出発したのは午前8時だった。
理由は「乗客を誘導するJR社員が到着していない」。バスがようやく札幌に到着したのは、
列車の到着予定から3時間半遅れの午後1時半ごろだった。
東京都港区の会社員、那谷(なた)忠宏さん(43)は
「乗客に配られた食料は、朝から栄養補助食品1個だけ。
バスは売店のないサービスエリアにしか止まらなかった。
脱線事故は初めてじゃないのに、対応が悪すぎる」と指摘。
「こんな会社に北海道新幹線の運行ができるとは思わない。
JR東日本と合併した方がいいのではないか」と憤った。
22日午後に札幌からトワイライトエクスプレスに乗る予定だった
京都市西京区の主婦(65)は、新潟空港経由で伊丹空港まで帰ることになった。
「JRは代わりの交通手段を手配してくれないし、補償もない。
せっかくの旅行が台無し。この怒りをどこにぶつければいいのか」と疲れ切った様子だった。
一方、札幌市中央区のJR北海道本社で記者会見した西野史尚副社長は
「事故を少なくする取り組みのスピードが、まだ足りない」と嘆いた。
西野副社長によると、札苅駅とその周辺でレールを最後に点検したのは6月4日。
徐行や運行を中止する同社の基準値を超えたデータはなかったが、
西野副社長は「異常なし」との明言は避け、原因についても
「あらゆる可能性について、予断を持たず究明にあたる」と慎重な言い回しに終始した。
札苅駅から函館方面に約5キロの江差線釜谷〜泉沢間では
2012年4月と9月に貨物列車が脱線し、
そのまま約2キロ走行する事故が相次いで発生。
国土交通省運輸安全委員会が事故原因の調査を続けているが、
レールに異常があったとの情報はないという。
西野副社長は「今回の脱線事故と共通性があるかどうかは、
今の段階では申し上げられない」とした。
記者会見に出席したのは、ともにJR東日本から派遣された
西野副社長と伊勢勝巳工務部長の2人。
島田修社長は「対策本部に詰めている」という理由で姿を見せなかった。
【毎日新聞 2014年06月22日 22時42分(最終更新 06月22日 23時27分)】
正直、あまりにもお粗末と云わざるを得ないJR北海道の対応で
僕も昨年9月に北海道取材に出かけた際に二度も天候で足止めを食らい、
廃止される江差線木古内〜江差と松前城だけは執念でリベンジしたものの
札沼線と急行「はまなす」は計画がパーになっています。
しかも帰路の「あけぼの」は完全な自腹での想定外出費。
にしても昨年9月16日に帯広で足止め喰らった際もそりゃお粗末な対応でした。
天候悪化で運休するのは仕方ないにしろ、それに対する乗客へのフォローはまったくなく、
代行バスの手配もできないまま。あのときも旅行を台無しにされたおばさんたちが
「朝まで待合室で待機させてくれ」と懇願しているにもかかわらず、
結局、自腹でホテルに泊まらされていました。
翌朝は何とか代替措置として特急自由席に乗せてもらえたのですが、
当然、あぶれ客ばかりですから超満員で立ちっぱなし。
他の乗客なら、こんな不快な思いをさせられたら
そりゃ飛行機、バス、車に流れてしまうでしょう。
今回の脱線事故は完全な人為的ミスとしか云えず
当然、特急料金とかは払い戻しになりましたが、
計画を台無しにされて憤る乗客のほうが多かったようです。
普通、こういう事故が過去にあったならそこから学習して然りなのですが、
もはやJR北海道単独では安全輸送につとめるのも限界で
記事にもあるように「JR東日本と合併(正確には併合)」したほうがいいと思うのです。
そちらのほうがJR北海道としてもメリットがあるし、
北海道新幹線開業後でもJR貨物に機関車を委託して
寝台車の存続がはかれるというものです。
まぁ、僕の場合は「青春18」とか「北海道&東日本パス」なので
フリーきっぷ系での移動が主体なので、こういう事故などでの補償は皆無ですが、
その意味でもJR東日本のタクシーで大館〜青森間を代行輸送は見事だと思いました。
バス代行輸送分はもちろん特急料金払い戻ししてくれたし。
すでに相当な客離れを招いているJR北海道。
もはや手遅れの感がなきにしもあらずですが、
北海道新幹線開業となっても青森〜新函館間など採算とれないし、
JR東日本に併合してもらったほうがよいのです。
にしてもばんえい競馬や札沼線のリベンジや
札幌競馬場でのJRA全場制覇、「北斗星」「はまなす」など
まだまだ北海道へもやり残した取材がたくさんありますが、
運悪くこんな事態に重なってしまったら洒落になりませんね。
祝! 木之前葵ちゃん46勝目!
4Rエルキュールで1番人気に応えての逃げ切り圧勝で、
ついに昨年の23勝に並びました。半年でこの成績ですから
本年は倍増の勝ち鞍が期待できるというものです。
とにかく怪我には気をつけて無事に騎乗を続けてほしいですね。それでは本日の成績から。
2Rセイブルーム3着(3番人気)複勝100円アタリ
4Rエルキュール1着(1番人気)単勝180円、複勝110円アタリ
6Rサンキウニシキ3着(4番人気)複勝120円アタリ
8Rケイツーリマーク4着(5番人気)
9Rハヌルソンムル5着(8番人気)
10Rドルフィンハート2着(3番人気)複勝120円アタリ
11Rラブステラー9着(11番人気)
11Rだけはさすがに見送りましたが、1着1回、2着1回、3着2回で
人気よりすべて上位に持ってきてるのはさすがです。
10Rドルフィンハートは逃げて差されての2着惜しかった!
しかし、複勝配当は低く、余計な3連単に手を出して収支マイナスに。
まぁ、その負け分は南関東の大井で江川騎手(がっちゃん)と
達城騎手(達ちゃん)で取り返しましたが。