土・日きっぷ1日目(11月18日)

取材から戻ってきたのが午前様で、事務所にも寄らずバタンキュー
更新がすっかり遅れ、ランキングもそれに比例するように下がってしまいました。
本日も雑用に追われながらも、ようやく取材の整理を終え、その様子をアップします。
いつも取材前に時刻表で基本プランを作成してプリントアウト。
旅先にJR全駅掲載の『コンパス時刻表』を携帯しながら、
臨機応変でプランを変更していきます。
いつもそのプランは旅が終わると消去してきたのですが、
日記もあることだし、今後はその行程をアップしていきます。
ただし、種村先生のようにいちいち列車番号やのった車両などは控えませんが。
【11月18日】(赤は指定席)
東中野457→514飯田橋524→532東京604→(やまびこ41号)→826くりこま高原
タクシー→沢辺855→923細倉マインパーク前1006→1053石越1118→
1148小牛田1237→1249古川1258→(やまびこ54号)1336→福島1350→
1415飯坂温泉1440→1444医王寺前1509→1530福島1537→(やまびこ58号)→
1658大宮→さいたま新都心→大宮1738→(とき337号)→1829越後湯沢1837→
はくたか20号)→1933直江津2011→2203富山→富山駅北2215→2228城川原
1日目の目的は2007年3月31日限りで廃止されるくりはら田園鉄道です。
冬の「青春18」で行くプランも考えたのですが、
冬場はもうすでに鹿児島(「青春18」で行くかどうかは未定)に気分がとんでおり、
今回のプランに加えることにしました。徹夜明けで中央線に乗り込み、
そのまま東京へ直通すればいいものの、いきなり飯田橋で下車し、
落ち穂スタンプ拾い。よく立ち寄る東京駅もまだ未押だったので、
駅員に聞いてスタンプをGETし、東北新幹線に乗り込みます。
朝食の駅弁を慌てて東京駅で購入したけど、これはあまりおいしくなく、
あとで車内販売が来たので後悔しました。今回のフリー区間東北新幹線古川以南で、
くりはら田園鉄道へ行くには、分岐する東北本線石越駅か新幹線のくりこま高原から
沢辺へ向かうしかないのです。しかしタイミング悪くくりこま高原〜沢辺の
シャトルバス栗夢号が9月30日で廃止されており、タクシーで行くしか手段はなく、
古川〜くりこま高原のはみだし運賃1240円、タクシーの2310円は、
ふだんの「青春18」取材に比すると、目的のためとはいえ痛い出費です。
沢辺まではタクシーで約10分。列車時刻まで15分足らずしかなく、
スタンプと駅舎撮影だけで終わってしまいました。
そして終点の細倉マインパーク前へ向かいます。

終点での折り返しは43分。この間に元の終着旧細倉駅(写真左)
徒歩7分の細倉マインパークを撮影したりで息つく暇もありません。
帰りは先頭部分の窓から車窓を満喫しましたが、この線はタブレット閉塞で
行き違い設備のある栗原・沢辺・若柳では現役の腕木式信号機(写真中央)
稼動しています。JRでは2004年10月の八戸線を最後に消滅しており、
他の私鉄でもほとんど見られなくなっているので、マニアには垂涎ものでしょう。
廃止が決まっているから新たな投資をせず、それがファンに受けているのですが、
せめて東北新幹線が同鉄道の交差部(写真右)に駅をもうけていれば、
まだ活路を見出せたのかもしれません。当初はその予定もあったのですが、
市町村合併前の旧築館町と旧若柳町との確執で頓挫してしまったようです。
2005年4月に両町が合併して栗原市になったのも皮肉な話ですが……。
目的を達したあとは富山へ。本当は日本海を堪能しながら向かいたかったのですが、
東北を縦断するローカル線は本数がなく、陸羽西線米坂線では抜けられず、
行き帰りとも芸はないのですが、上越新幹線北越急行ルートになりました。
せっかくだから白河で下車して白河城撮影も考えたのですが、
冬陽は短くて15時台は撮影に辛いので、福島交通に乗ることにしました。
本来なら福島競馬場へ行くのでしたが、こちらも先週で終了とはついてない
福島交通は10kmに満たない路線ですが、駅は停留所感覚で結構地元の乗客が多く、
本数も25分間隔で確保されています。
それでも飯坂温泉と医王寺での下車と撮影もかなり強行でした。
いったん大宮まで戻って、合間にさいたま新都心でスタンプを押し、
上越新幹線北越急行と乗り継いで直江津で下車。
フリー区間外の富山まで1890円の乗車券を別途購入して普通列車で向かいます。
今回は結構、はみだし運賃も多いのですが、「土・日きっぷ」1万8000円のモトは、
1日目で十分とってしまったことはもうお分かりでしょう。
本日の宿泊先は城川原駅前の東洋健康ランド
富山港線から転換した富山ライトレールは、
夜半時間帯が100円均一という気前のよさで、夜遅くにもかかわらず、
結構な乗客がありました。今後の活躍に期待しましょう。
長くなりましたので、本日はいったんここで筆を置かせていただきます。


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