ハルウララ引退

書くことが多くて遅れ遅れのニュースになっていますが、
10月3日、高知競馬のハルウララ(牝10・宗石大厩舎)がついに引退。
登録抹消の手続きがとられました。通算成績は0勝113敗。2着5回、3着7回。
2004年8月から休養に入っていたので、
まだ現役だったことも皆知らなかったのではないでしょうか?
すでにあれから2年以上が経っていました。
今回のハルウララの突然休養はいろいろと物議をかもしましたが、
元のオーナーからあの某馬主へ譲渡してしまったことが原因です。
自分で「馬と会話ができる」という変人ですから、
「ウララは休みたがっている」と勝手に休養させて、調教師を激怒させました。
第一、商品として売り出したいのであれば競馬場所属にすればよかったのです。
本当に地方競馬の無知ぶりは、「痴呆競馬」といいたくなります。
あのハルウララ騒動のあとも、高崎競馬存続運動であの某馬主の名がありましたが、
あれで競馬通のジャーナリストをひかせたことはいうまでもありません。
何せ、繁殖としてはまったく価値のないハルウララを、
社台に7000万円で売ろうともちかけたという噂ですから、
その強欲さと商売のうまさに呆れるほどです(社台も買うわけないが)
せっかく2003年度に黒字に転換した高知競馬も、
このハルウララ騒動で一気に赤字に転落。
その後、最高齢出走記録を更新するオースミレパード(牡15)や、
10月1日に最多勝(47勝)を記録したアラブのエスケープハッチなど、
話題づくりに励んでいますが、ハルウララほどのブームには程遠かったようです。
しかし、ハルウララは今後どうなるのでしょうか?
本当にあの某馬主が生涯面倒をみてくれるのか心配です。
せめて引退式ぐらいやればいいのですが。
法外なロイヤリティーを要求してくるから無理でしょうね。
それと相変わらず地方競馬全国協会のデータは現役のままで、
未だトピックスにもあがりません。やる気のない広報、こちらも早く解体すべきです。


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