青春18きっぷ6枚目(9月3日)

今夏は「青春18きっぷ」を2冊買うか迷ったのですが、
結局、もう日にちがなく消化がつらいので断念しました。
しかし、たまたま友人で京都在住の政が1枚余ると電話で話していたので、
原価で譲ってもらいました。政にしても金券ショップで売るよりもトクでしょう。
さて、信州健康村で目覚まし鳴らしたのが朝5時15分。
5時45分に健康ランドを出て篠ノ井駅まで歩きます。
篠ノ井からしなの鉄道で屋代へ行き、長野電鉄で松代へ。
松代に着いたのは7時過ぎで無料のレンタサイクル貸し出し時間の9時まで
時間があったので先行して松代の町を散歩。
ところが長国寺で松代歴代藩主の墓など撮影するものがいっぱいあり、
松代に戻ったのは10時近くになっていました。
予定の電車まであと約1時間30分しかないので、
慌ててレンタサイクルで山本勘助の墓、典厩寺、胴合橋を撮影し、
9時前で開かなかった松代城跡の中も撮影して再び長電で屋代へ戻ります。
しかし、長電は屋代〜松代が390円とべらぼうに高く、長野まで1000円もかかります。
これなら安くて本数の多いバスに負けてしまうし、
肝心の松代駅にスタンプがありません。
せっかく町内のお寺でスタンプ(朱印ではない)めぐりをやっているのに……。
行きの松代へも乗客が僕一人だったし、いくら日曜とはいえ乗客少なすぎです。
続いては上田へ。ブルーガイドの取材で来たときと違って駅前が変貌していました。
ここで上田交通の改札近くにあった『おぎのや』(横川の釜めしで有名)の
立ち食いソバを食します。氷で解かしたお冷が美味しく、ソバも絶品でした。
山本勘助関連の史跡めぐりは上田原古戦場です。
しかし、上田市の観光案内所もやる気ない感じで、変なルートを教えられたため、
バスで向かうことになり、炎天下のなかを延々と歩かされました。
おかげで「棚からぼた餅」ではないのですが、新しい史跡も撮影できましたが。
帰りは上田原から上田交通に乗りましたが、ちょうど駅に着く直前で、
電車がやってきたので飛び乗りになり、駅の写真撮影ができませんでした。
上田までの電車賃は170円、バスだと倍の340円。
同じ長野県内の私鉄でも長野電鉄はえらい開きです(スタンプもあったし)
最後の目的地は小諸。しかし、もう16時30分で懐古園の撮影は陽が当たらず、
こちらも苦戦しました。肝心の入園料に含まれている郷土資料館は見れませんでしたし。
それ以上に困ったのが帰りの食糧です。小諸の駅弁は少ししか置いてないので、
とっくに品切れになっており、慌てて駅前の店を探しましたが、
コンビニも見当たらず、みやげ物屋でポテトチップスとパン2個を購入。
小諸の肉そば420円も車内持込で小海線車内で食しました。
だが、18時過ぎ発の小海線ではもう景色も見れず、車内は眠り放しです。
乗り換え・乗り継ぎ駅の小淵沢甲府でも食糧が確保できないことは分かっていたので、
先ほど購入したパンとポテトチップスで飢えをしのぎました。
本日は篠ノ井で日付を入れてもらったものの、実際に「青春18」の効力を発揮したのは、
小諸18時1分発の小海線からであり、帰路に利用しただけなのですが、
それでも正規に切符を買うと4620円もかかり、「青春18」1枚分2300円の倍以上です。
いやあ「青春18」様々ですね。ということで6枚分使い切りました。
冬季は陽が短く撮影には辛いのですが、また「青春18」のお世話になりたいものです。


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