沼尻鉄道ルポ2

更新が遅れ遅れになっていましたがようやく写真整理も終わり、ルポ第2弾に入ります。
沼尻鉄道の機関車と客車が保存されている奥にいなわしろ淡水魚館があります。
S君はあまり興味なさそうだったのですが、無理に誘って入館しました。300円也。
  
GW明けもあってか日曜にもかかわらず入館者はわずか。
町営なのですが維持していけるのか気になります。板橋区立淡水魚館も閉館になったし。
展示物はそれなりにそろっているのですが節電のためか全体的に暗い。
一番の見どころは金色のウーパールーパー(両生類メキシコサラマンダー)です。
チョロチョロ動いて可愛らしくS君が写真撮影を何度か試みましたが、
近すぎてピンがうまく合わず撮れませんでした。
反対にガックシだったのはクロメダカでなくヒメダカを展示していたこと。
ヒメダカなんて人為的な改良種でしょうが。
緑の村をあとにして猪苗代町営牧場へ向かいましたが、
ウシさんたちが放牧されておらず写真撮影は断念せざるを得ませんでした。
続いてJR磐越西線猪苗代駅へ向かいます。
  
猪苗代駅(左)国鉄時代の面影を残した駅で、磐越西線の主要駅でもあります。
おお懐かしい国鉄時代のわたしの旅スタンプ台(中央)が置いてあり、
スタンプも当時(右)のものでした。駅売店でS君はままどーるを購入。
僕は笹だんごを購入しました。駅前には新千円札の野口英世博士と
母シカ、恩師小林先生の三体像のレリーフが建っています。
新札登場でちょっとしたブームになっている様子がうかがえます。
続いて猪苗代駅からひとつ上りの川桁駅へ。旧沼尻鉄道が分岐していたところです。
 
すでに無人化され駅舎(左)も簡素なものに建て替えられていましたが、
平成15年(2003)7月に沼尻軽便鉄道記念碑(右)が建てられ、
碑の裏側には「高原列車は行く」(作詞・丘灯至夫/作曲・古関裕爾)の歌詞が
彫られています。この歌のカラオケではよくJR小海線が出てくるので、
みな小海線が舞台と勘違いしますが、実は「高原列車は行く」の舞台は、
ここ沼尻鉄道だったのです。では明日からいよいよ廃線跡めぐりです。お楽しみに。


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