間内駅増客運動3

連載中の「間内駅増客運動」で愛知支社長のkazu氏からコメントをいただいた。
小牧線に乗って名古屋へ通勤する彼にとって励みになることであろう。
実は小学校で同じ郷土研究クラブだったのだ。
まあ小学生の時点では突っ込んだ取材などしていなかったが、
中学の夏休み自由研究では「南外山の文化財」と銘打った作品が、
クラスの代表に選ばれたこともあった。
翌年の夏休み自由研究で、南外山の友人がこれをパクって丸写ししたところ、
またもやクラスの代表作品に選出。恐るべし文化財である。
話がそれたが、2004年に間内駅犬山方面側に西口ともいえる改札が完成した。
現在はコンクリで固められた無惨な池田川を渡って小牧市側に出られる。

小牧方面から間内駅を利用する場合、東口まで大きく迂回していたので、
これにより徒歩で3分は短縮されることになる。
春日井市に所在する駅なのでなかなか小牧市側に改札が設けられなかったのだ。
現在、ロータリーが完成しているが、まだまだ未整備といったところである。
間内駅西口は南外山でなく北外山に所在するのだが、
それはさておき南外山の観光名所(というか史跡)を紹介したい。
ロータリーの先に外山幼稚園があり、その南側に古刹の妙楽寺がある。
 
日蓮宗の開祖日蓮聖人(1222〜1282)の高弟である日澄聖人(1239〜1326)が、
正中元年(1324)に創建したと伝わる。祖母などは「日澄サマ」と呼んでいた。
現在の本堂は鉄筋コンクリの改築されたものだが、
本堂裏手には日澄の墳墓と伝わるお堂が建っており、
入口には古めかしい石造宝塔群が並んでいる。
 
かつて一番左には室町後期のものと思われる石宝塔があり、
日蓮宗宗務院からも「準寺宝」の指定を受けていた(『小牧市文化財』)が、
風化で痛みが激しいのか現在は新しいものに替わっている。
小牧市文化財には指定されておらず、ましてや小牧市WEBにも紹介されていない。
石宝塔群にはそれぞれ由来があるのだが案内板もなく、
市の文化財資料調査委員であり、区長でもあったウチのオヤジすら由来を調べていない。
しょせん市の委員なんて名誉職。いい加減なものだ。
住職がいたらお話をうかがいたかったのだが、残念ながら不在であった。
しかし、時代を感じさせる逸品である。誰か取材してくれ(kazuでもいい)
と書いていたら長くなってしまったので、本日は妙楽寺の紹介だけにとどめる。
≪追悼≫
ハートランドヒリュ
96年生・牡・黒鹿毛
ランドヒリュウ 母テルノワカクサ 母父パーソロン
通算戦績127戦4勝 03年名鉄杯
調教中に急性心不全で死亡。サラブレッドの最多出走記録を更新し、
アラブのトキノヒカリが持つJRA最多出走記録128戦に届かず。


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