地方へ流れた元中央オープン馬抹消情報(2023年秋編)

今秋も更新・発表の時季になりましたので、
まずは4月2日~9月30日に抹消された馬たちを抹消日順に掲げておきます。
掲載基準は2011年10月20日の項を参照ください。

4月26日・インビジブルレイズ(兵庫/中央37戦7勝/地方3戦0勝/20年白富士S)
5月2日・ウインユニファイド(愛知/中央56戦6勝/地方12戦4勝/20年ジュライS)
5月2日・タイムトリップ(岩手/中央30戦4勝/地方20戦3勝/17年クロッカスS)
5月12日・ミッキーワイルド(大井/中央27戦5勝/地方4戦1勝/19年霜月S)
5月16日・アディラート(大井/中央44戦6勝/地方4戦0勝/19年グリーンチャンネルC)
6月28日・エイコーン(高知/中央36戦4勝/地方12戦0勝/20年みやこS・GIII3着)
6月29日・ハヤブサマカオ(佐賀/中央11戦3勝/地方48戦5勝/17年兵庫JG・JpnII
7月4日・キングハート(金沢/中央57戦6勝/地方10戦2勝/18年オーシャンS・GIII
7月11日・タマモメイトウ(岩手/中央36戦5勝/地方5戦0勝/21年韋駄天S)
7月16日・ダノングッド(高知/中央34戦6勝/地方38戦10勝/18年京葉S)
7月25日・リッジマン(岩手/中央36戦6勝/地方8戦0勝/18年ステイヤーズS・GII)
8月10日・スマートアヴァロン(北海道/中央40戦7勝/地方14戦2勝/17年コーラルS)
8月18日・シヴァージ(兵庫/中央27戦6勝/地方3戦0勝/21年シルクロードSGIII
8月22日・トウショウドラフタ(岩手/中央36戦5勝/地方17戦8勝/16年ファルコンS・GIII
9月19日・アズマヘリテージ(岩手/中央18戦1勝/地方45戦8勝/18年小倉2歳S・GIII2着)
9月22日・ダノンスプレンダー(大井/中央24戦6勝/地方2戦0勝/21・22年ボルックスS)
9月26日・タイムフライヤー(大井/中央30戦5勝/地方9戦0勝/17年ホープフルS、20年エルムS・GIII

この6カ月で抹消された馬は17頭におよびます。
ダノングッドは宮崎県で種牡馬入り、
ステイヤーリッジマンは第80回相馬野馬追振興秋季競馬大会に出走したことが掲示板にありました。
他にはタイムフライヤーが乗馬になったとありましたが、繋養先が確認できませんでした。

また、競走馬である以上、どうしても悲しい別れはつきもので、
ウインユニファイドは闘病の末8月27日に蹄葉炎で死去、
タイムトリップは4月30日の盛岡5Rで右第三中足骨開放骨折を発症し予後不良
ミッキーワイルドは4月13日の船橋11Rで心不全を発症し死去、
キングハートは7月3日の金沢2Rで右前肢骨折を発症し予後不良という
実に4頭も亡くなっておりました。
これ以外の11頭は現時点で所在が確認できませんでした。
知っている方がいれば報告いただけると幸いです。

また、年2回引き続き1年以上地方競馬の競走に出走しなかった場合、
馬主や厩舎からの届出がなければ、自動的に登録を抹消する制度にともない、
10月1日付で下記の2頭が抹消されました。

アイファーイチオー(高知/中央31戦4勝/地方20戦6勝/19年BSN賞)
サトノファンタシー(北海道/中央26戦7勝/地方15戦4勝/18年霜月S)

サトノファンタシーは6月22日に門別競馬の能力検査を受けましたが
不合格になったあとが確認できなくなっています。

残念ながら今回も抹消馬の写真はありません。本当最近は競馬場すら脚を運べていないのです。


あと前回4月20日に発表した2023年春編で以下の4頭が欠落していましたことお詫びし、
前回のものを修正すると同時にここにも掲げておきます。

1月27日・ジョルジュサンク(高知/中央36戦4勝/地方21戦12勝/16年すみれS)
2月3日・シンキングダンサー(高知/中央45戦5勝/地方3戦0勝/17年東京ジャンプSGIII
2月18日・グレイトパール(佐賀/中央12戦7勝/地方35戦10勝/18年アンタレスS・GIII、21年中島記念
3月10日・トミケンスラーヴァ(高知/中央44戦5勝/地方47戦5勝/18年万葉S)

毎回1頭1頭検索して追っているのですが、北から始まったのが高知以降を疲労で失念してしまったようです。

中央重賞2勝のほか地方重賞を6勝し、2019年から九州大賞典を4連覇するなど輝かしい成績をおさめた
グレイトパールは宮崎県で種牡馬入りしたようです。

 

すべての競走馬のその後を追跡することは到底不可能でありますが、
ここで発表することによって
一人でも多くの方が元中央オープン馬という看板馬に関心をもち、

1頭でも多く、その後が確認できれば、元競馬マスコミとしてこの上ない喜びです。

すでに10月以降に抹消された馬も3頭いますが、これは次回にしたいと思います。
それでは2022年末までの抹消馬を追って来年度にまたお会いしましょう!

 

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